続きです
そんな感じで悩んでいたころ
駿太が
民間の個別療育施設に
向う移動時に
ママと何かで衝突して
もうどうしようもないくらい
泣き叫びパニックになり
酷い状態でした
そんな状態で
療育施設に行けば
療育の先生方も
私が言ってる意味を
理解してくれる
いい機会だと思って
なだめることなく
療育施設に連れて行きました
その時
ママは見たんです
家庭での駿太が
外での駿太に
切り替わる瞬間を…
駿太は
療育施設のドアが
もう少しで見えるって言う
タイミングで
涙をぬぐって
何事もなかったかのように
平然な顔になり
療育施設のドアを
あけて
何事もなかったかのように
挨拶をしたんです
そんな
場に応じて
うまく切り返しができている
駿太を見たときに
思ったんです
今
親に出来ることは
外で出来てる駿太を認めて
本人の意思を尊重して
信じてあげることだって
ママの前では
超超超
アスペでも
先生やお友達の前では
駿太なりに気を遣って
嫌な気持ちにさせないように
困らせないように
頑張ってる
なんの解決にもなってないけど
外で出来てるなら
いいじゃない
その言葉を
受け入れよう
そう思いました
そうしたら
なんだか不思議と
肩の身がおちて
言葉悪いけど
どうでもよくなってきちゃった
笑
障害は決して
消えるものでも治るものでもない
けど
その障害と
付き合って生きていかないと
いけないのは
親ではなく
本人自身
知的がないタイプの
障害なら
それに本人が気づき
解決策を見つけ
自分で自分を
コントロールして
生きていくしかない
だから
ママは
そのお手伝いと
アドバイスができたらいいなと思う
駿太が
自分を自分で
客観的視して
自分はこんなとき
どうしてこうなってしまうのか
どうしたら
こうならずに済むのか
を
考えられるような人間になるように
私自身の経験からも
思うことは
本人が気づかないと
何も変わらない
と言うこと
駿太なら
きっと気づいて
自分の障害という個性を
いい方向に変えてくれると
ママは信じています