単焦点レンズを選ぶ際に、
同じ焦点距離でもF値が選べる場合は、
どれを選ぶと良いか、迷いますよね。
たいてい、F値が小さいレンズが高価で、
大きく重い場合が多いです。
F値が小さいレンズを買えば、
F値を大きく設定することはできますから、
予算無限な無敵な方は、
重さや大きさが許容できるなら、F値の小さなレンズを買えば良いかと思います。
今日は、F値による写真の違いをお見せしますね。
自分がそのF値を必要かどうか、
特に初めて購入する方には、検討もつかないと思いますので、
参考にされてみてください。
APS-Cのカメラ、焦点距離35mmの単焦点レンズで撮った写真です。
F1.4
F2
F2.8
被写体や背景との距離によっても雰囲気は異なりますが、
このぐらいの写真サイズで見ると、
前ボケ具合はそれほど変化がないように見えますね。
背景は、被写体から遠いほどぼけやすいこともあって、
F値が小さい方がよくぼけている様子が、このサイズでもよく分かりますね。
ぼかしやすければ良いということでもないですし、
ピントを合わせるのも大変になってきますから、
私はF2ぐらいでも楽しめるのでは、
と、個人的には思っています。
F1.4のレンズでも、私はF2ぐらいで撮ることが多いですよ。
単焦点レンズ選びの参考になると嬉しいです。