11日、14時46分から始まり、
丸1日以上経って、
目を覆うばかりの大惨事、
別の震源地での強い地震、余震、
津波、火災に原子炉周りの破損、、、、
言葉にならない状況に、
自分の無力さを思い知るばかりです。
私がどこに住んでいるのか、
よくご存じないために、
ブログを通じて知り合い、やりとりさせて頂いた方から、
安否を確認するメールをいただきました。
私も、被害が大きかったであろうところにお住まいとわかっている方には、
直接メールを差し上げたりしましたが、
それでも、その後も続く余震等々を考えると、
むしろ直接の連絡はご迷惑かもしれず、
少しでも節電の必要もあるとのことで、
控えようと思いました。
必ずご無事で。
落ち着いたら連絡ください。
ウチのダーリンも本日17時ごろに無事に帰宅できました。
昨日から茨城にて足止めされていましたが、
そこから通常1時間半あれば東京に到着するところを、
鉄道を使わずに(使えずに)4時間かかったそうです。
3時間半で行ける場所から、
今日は9時間以上はかかって到着しました。
それでも、傷ひとつない状態で戻ってこられて、
非常にラッキーだったと思います。
一番ひどい揺れだったときには、
何も出来ない状態だったらしいです。
過去に体験したことのない揺れに、
危ないとわかっても、体が動かなかったとのこと。
一瞬、「このまま死ぬのか?」という思いが頭を掠めたと言っていました。
そんなことを感じるような揺れを体験し、
もちろん仕事のために出張だったのですが、
それも中途半端にならざるを得ない状況。
安全第一ということで早めに切り上げ、
夜も運よくホテルに泊まれたらしいですが、
寝ていても揺れるので、何度も目が覚め、
深い睡眠には至らなかったそうです。
家に到着してホッとするはずが、
緊張が解けないせいか、
いろいろ報告することがあるだろうに、口数も極端に少ないのです。
倒壊した建物や、
家に帰れずに一晩過ごした人たちを実際に見てきて、
生きていられることを有難く感じたようです。
被災した方々を心配するというのも、
自分が安全な場所にいてこそ、
そこまで考えが及ぶのだと思いました。
なぜなら、結果的に被害のないところにいても、
揺れていると感じているその間は、
恐怖に支配されて、自分がどうなるのかということしか頭になく、
揺れがおさまってはじめて、
震源地はどこだろう?
ダーリンは無事かな?
あの人は、、、、?
……という思考がようやく働いたから。
でも、それでいいんですよね?
それが普通ですよね?
死に直面する思いをしてこそ、
生きることに執着するはず。
もしも被災された方々がコレを読んでいるならば、
どうぞ、生きることに執着してください。
それが、明日を生きる一番の原動力になると思います。
気持ちを強く持たなければ、
乗り越えていけないぐらい、状況は悲惨です。
まずは、お近くの同じ境遇の方々と手を取り合って、
必ず生き抜く、という気持ちを強く持ってください。
そして、そのために何が必要か、教えてください。
被災した経験のない私には、
先回りして頭で考えたものでは、
本当にお役に立てるかどうかがわかりません。
私一人では、大したことは何も出来ませんが、
呼びかけることは出来ます。
できることがあるなら、
被災した方のために何かしたい。
私と同じ思いの方もいらっしゃるでしょう?
同じ地球に住む人間ですもの。
どうか、諦めないでいてください。