最近、特に思う。
「明日のことって、わからない」
チングからメールが来た。
最初は、心境の変化が書いてあって、、、、
それに返信したら、
驚きの内容が返ってきた。
チングのチング、
つまり、、、私には直接の縁はない人なんだけど、
アラフォーに足を踏み入れたばかりの、
シングルの女性が、
明日、乳がんオペを受けるという。
今どき珍しくもない話だが、
温存できないほど進行しているそうなので、
切除する手術だそうだけど、
女性であれば誰であっても、
目に見える形で手術の痕が残るのは、
覚悟の上の手術でも、
命を優先してのことであっても、
ショックなことだと思う。
術後の彼女が心配だ。
その事情を、
私にさらっとメールで打ち明けるあたり、
チングも相当“痛い”のだろうと思う。
その手術は、
一度済ませてしまえば、あとは安心、、、、
とは言えないし、
経過も当然見守って行くのだろうが、
「もしも再発したら、、、」
っていう不安はいつもつきまとうはず。
私だって、これを読んでいるアナタだって、
もしかしたら、
同じ立場に立たされる日がくるかもしれない。
それも、
遠い話ではないかもしれない。。。。
私、10代~20代前半のころには、
「いつ死んでもいい」
って思ってた。
若さという武器があって、
希望に満ちていて、
ちやほやされて、
怖いものがなかったし、
悔いを残さないように、毎日過ごしていたから。
今も、「悔いを残さない」っていうのは、
一応実践しているつもりなんだけど、
大切なものが増えるたび、
大切な人ができるたび、
どんどん、この世への執着が強くなって、
簡単に死ねるもんかって思うようになった。
少なくとも、両親よりは。
少なくとも、ダーリンよりは。
私は一日でも長く生きなくちゃって思ってる。
だから、
調子がよくないときに無理はしないし、
ここでどんなにネガティブなことを書いていようが、
毒を吐いていようが、
一応、故意に、直接誰かを傷つけることがないように、
気をつけているつもり。
価値観は人それぞれなので、
私の意に反して、
傷ついちゃった人もいるかもしれないけれど。
人間、年を重ねていくと丸くなっていくものなのに、
私は今でも尖ってて、
喜怒哀楽がはっきりしてて、
つかみどころがないとか、
扱いにくいって思われてるかもしれないけど、
無関心だったり、無感情であるよりは、
ずっといいかと思ってる。
人間って、
感情の動物だもんね。
未だ、それほどの苦しみや悲しみに
出会っていないのかもしれないけれど、
何歳になれば、一人前とも言えないし、
いくつ苦しみや悲しみを経験したら一人前という定義もない。
もしかしたら、
一生、一人前になんて、なれないのかもしれない。
私を支えてくれているすべての人の力を借りて、
いっぱい迷惑をかけながら、
生かさせてもらってる。
それは、
話を聞いてくれる人だったり、
厳しく注意してくれるひとだったり、
一緒に泣いてくれるひとだったり、
いつも笑わせてくれる人だったり、
その存在だけで、襟を正される人だったり、
心を落ち着かせてくれる人だったり、
ただ、傍にいてくれる人だったり、
待っていてくれる人だったり、
会うたび嫌な気持ちになって、
同じ空気を吸うのも嫌だって人だったり、
“ムカつく”って言葉しか思いつかない人だったり、
でも、、、、
どこかで、みんな私の為に力をくれてる。
誰にも迷惑かけないですむほうがいいけど、
もし、迷惑かけてしまっても、
当たり前のように思わずに、
「迷惑かけてごめんなさい、
次はそうならないように気をつけます」、っていう姿勢でいれば、
失敗しながらでも、
時間がかかっても、
思い描く自分になっていけるよね?
自分を大事にしてないと、
自分を好きでいないと、
誰のことも大事にできなくて、
誰のことも好きになれない。
人を思いやる気持ちなんて、
到底生まれない。
だから、
まずは、自分を大事にしよう。
自分の体も。
自分の心も。
明日は来るけど、
必ず来るけど、
若くても
年をとっていても、
男でも
女でも
自分にとっての明日が来るかは、
約束されてはいないから。