『神戸新聞の7日間…』
ご覧になりました?
ドラマとして放送していたけれど、
実際の映像もはさんであったし、
事実に基づいた話なので、
あまりに悲惨な状況で生々しくて、
放送中、何度も涙が溢れてきました。
あの日は、名古屋でも揺れました。
確か震度3だったと記憶しています。
だけど、起きている時の地震と、
まだ、目が覚めきっていないときの地震では、
感じる恐怖がゼンゼン違いました。
この日もいつもなら起きるまであと15分…、という時間に、
大きく揺れる前に違和感を感じて、
飛び起きたことを思い出します。
でも、モノが落ちてくることも、
家が崩れることも、
自分がケガをすることもなかったので、
やっぱり他人事としてみていたと思います。
私には、被害が大きかった地域に知り合いがいなかったので、
震災の被害で大変な思いをした人も、
命を落とした人もいなくて、
話を聞く機会が一度もなかったので、
当時のニュースしか情報を知ることができなくて、
年月の経過と共に、次第に忘れていきました。
明日で15年経つということですが、
今日、見ておいてよかったな。
いろいろな思いが湧いてきて、
うまく文章にまとめられないんだけれど、
まずは、現実を知ること、
そして、現実を受け入れること、
それが出来たときから、
次のことを考えることができるんですね。
さらに、そこに一筋の光、希望があれば、
人間はもう一度頑張れるんですよね?
それを今日のドラマは教えてくれた気がします。
つい先日まで、
全く名前も知らなかった国、ハイチ。
ハイチの状況も、
阪神淡路大震災と同じぐらいの規模の地震のようですけど、
建築事情が日本よりずっとずっと雑で、
想像を絶する被害状況になっているようですね。
どこから手をつけたらいいのかわからないくらい、
壊滅的な状況みたいですけど、
神戸の方々が頑張って復興を進めてこられたように、
一刻も早く、もとの状況に戻ることを
願わずにはいられません。