このタイトルに、この写真だと、
メンバーが公式に呼びかけたのかと思ってしまう。。。
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2PM脱退のチェボム、戻って来い!
2009/09/11(Fri) 11:26
いまだチェボムは芸能界だけでなく韓国社会でも一つのホットイシューだ。急展開した“チェボム事件”は、チェボムの脱退で新たな局面に差しかかった。今はチェボムのファンだけでなく大多数の大衆が、チェボムは“魔女狩りの被害者”という認識を見せている。
脱退にしろ追放にしろ、どちらにしてもこれはものすごい危機に対処した賢明な決定だったかもしれない。実際に事態はチェボムの脱退後、一転二転している。しかしこのような決定を出した当時は、チェボムと所属事務所JYPはパニック状態だったという点に注目しなければならない。それこそ溶鉱炉のように沸き立った世論に押され、脱退という極端な処置をせざるを得なかったのは、ある面で理解が出来る。
しかし誰でもパニック状態での決定は、理性的に処理するのは難しい。脱退のニュースに触れた後「これは違う」と感じた大衆の哀れみや同情もまた、憤りのパニック状態からキーボードを叩いていた当時には想像も出来なかった状況だ。10日にはJYP社長パク・チニョンの公式立場も出た。チェボムという人物に近くで接してきたパク・チニョンは、彼の過ちに許しを乞う一方で「チェボムが今の自分自身を振り返り、反省することは非常に重要なことだと思う。私がそうであったように皆さんもチェボムの決定を尊重してほしい」と明かした。
もちろんチェボムは自身を振り返り、反省しなければならない。加えて彼の決定を尊重しなければならない。しかしその決定がパニック状態での決定だったとしたら?その上チェボムの脱退にチェボムの意見や決定だけが大きな役割を果たしたと見るものはいない。所属事務所JYPの責任論が頭をもたげている理由だ。チェボムの友人ユングンのコメントにも注目してみる必要がある。「チェボムとJYPの決定を尊重してほしい。彼が米国にいる間ちゃんと休むことが出来るようにしてほしい。そしてもし状況が彼の復帰を許すのなら、その時は支持をしてほしい。チェボムは時間が必要だ。他の者も同じだ」
脱退してから時間が流れた。まだその時間が十分だというには足りない。しかしチェボムを崖っぷちに追い詰めたネチズンにも、またパニック状態でチェボム脱退というカードを出したチェボムとJYP側にも、時間は完全な判断をさせる触媒剤となる。クーリングの時間と共に必要なのは真の謝罪だ。悪意的な誤訳だと主張しても過ちは過ちだ。これに対する真の反省と許しを乞うことが必要だ。そして戻って来い。チェボムという人物を愛していたファンのもとに、そしてチェボムが属していた2PMに、その“チムスンドル(野獣+アイドル)”のエネルギーに陶酔していた大衆のもとに。
脱退であれ追放であれ、チェボムが“パニック状態で脱退をした”ということには多数の大衆が同意するだろう。今はこのパニック状態から抜け出し、本当にファンや大衆が願うことを見つめなければならない。その答えは堂々と自分の過ちに対し許しを乞うチェボムが、2PMとJYPの懐に再び抱かれることだ。そして完成された新しい音楽で誠実に活動に臨むことだ。彼は失敗に接し、早急に物事を片付ける一面もあるが、特に情も深い我々韓国人ではなかったか。
チェボム事件で私たちは多くのことを学んだ。その学びの中で今回の事件の結末が“真の謝罪とチェボムの復帰”となり、2PMに成熟と発展をもたらす“災い転じて福となす”きっかけになることを願う。
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ジェボムの友人、ユングン君が一番冷静な気がする。
記者さんも取り上げたい話題のようね。
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MBCテレビは当初20部作で企画した時代劇『タムナ~Love the Island』を16部での打ち切りを決定した。視聴率が5%前後と低かったからだ。すると、この番組の視聴者らは、インターネットを通じた打ち切り反対の署名運動や、新聞広告を掲載したほか、ヨイド、光化門などで抗議集会を開いて反対した。
彼らはドラマの主人公、フランス人のピエール・デフォルト(韓国名ファン・チャンビン)に熱狂した。テレビ局ホームページの掲示板には「本当に宝石のような俳優」「童話に出てくる王子さまのよう」との賛辞が相次いだ。最も韓国的ともいえる時代劇で外国人が主役を務めるのも、その主役に視聴者が熱中するのも、3、4年前には考えられないことだった。しかし最近では、外国人を家族に迎える包容力まで見せている。純血主義に対する長年のこだわりがなくなったと思ってもいいのだろうか。
しかし数日前、ネット上ではそれとまったく異なる様相を呈していた。米国の市民権を持つ在米韓国人3世の歌手を非難する声には、純血主義や国粋主義の陰りがうかがえた。2PMのリーダー、ジェボム(本名パク・ジェボム)は、レッスン生時代に米国のネットワーキングサイト「マイスペース」に「韓国人が嫌い」「帰りたい」と書き込んでいたことが判明し、猛非難を浴びて米国に向かった。掲示板には「ジェボムは韓国に金を稼ぎに来た米国人に過ぎない」「軍隊に行かない米国市民権保持者はさっさと家に帰れ」「ジェボムは第2のユ・スンジュンだ」といった意見が主流を占めていた。
ネット上にスラングに満ちた文をたびたび掲載したのは、まだ大人になりきれていない青年の弱点をあらわにした。ジェボムは街で踊っていた。ジェボムが英語で書いた文を見ると、不快な気分をぬぐい去ることはできない。韓国でスターを目指すなら、いくら若くてももう少し言動に注意すべきだっただろう。
チェ・スンヒョン記者
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ただ問題は、気まぐれでルールもへったくれもない韓国のネット文化だ。言葉じりをあげつらい袋だたきにし、騒動が起きてから四日後にジェボムがグループ脱退を表明すると、今度は4年前の別の書き込みが広まり始めた。「いま新たな考えが浮かんだ。1年ほど韓国で暮らしてみたい。JYPのレッスン生ではなく、平凡な韓国人として。どういうものか味わってみたい」。案の定、今度はジェボムに対する同情論がわき上がるという、笑えない状況が展開されている。ジェボムは、韓国語がつたなかった10代のレッスン生時代に掲載した4年前の書き込みで自身が韓国を去ることになるとは夢にも思わなかっただろうし、また今度は同情論がわき上がっていることに当惑しているだろう。
韓国の歌謡界はとりわけパクリ批判が多い。しかし、それが原因で引退した歌手はいない。また麻薬やとばく、飲酒運転による人身事故などで逮捕されても、復帰するタレントも多い。しかしユ・スンジュンやジェボムのように、国家、民族、兵役の問題に引っかかると、芸能界を永久追放されることになる。
ジェボムはたしかにミスを犯した。しかし、この社会に対する不満に満ちていたレッスン生時代に書いた何行かのフレーズに怒り、ジェボムを追放した大衆も、大人の態度とは言えないだろう。主役を演じる外国人に熱狂するほど自国の文化に自信を持った韓国人の心の底には、いまだに「米国市民権保持者」に対する反感のようなものが隠れているのではないだろうか。何人かのネット上の「戦士」が民族主義を外国人排斥と認識し、韓国の大衆をコントロールしているのではないか。ある若手歌手の追放は、われわれに多くの疑問を投げかけている。
チェ・スンヒョン記者
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ほぉ。。。
4年前の書込みって、問題になったものしか知らなかった。
他にも出てきてたんだねぇ。
このコラムの(下)の2段落目、興味深いねぇ。
麻薬に手を染めた芸能人よりも、
扱いが大きいなって思っていたから。
国家、民族、兵役の問題って韓国の方々には、
何よりも重要視されるべきことなんだね。
日本人の私には、その点にうっすらと気づきながらも、
どうしても理解できないことの一つ。
“個人”より重要視されるんだ。
50、60年前の日本みたい。。。
韓国で活動したい他国出身の芸能人は、
この問題――国家、民族、兵役には、深く触れないほうがよさそうだ。
さらに、、、
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アイドルグループ2PMのジェボム(本名:パク・ジェボム)の「韓国批判発言」騒動をめぐり、テレビ討論が行われることになった。
11日深夜24時15分(12日0時15分)から放送されるSBS『時事討論』では、「2PMジェボム、インターネット世論裁判騒動」をテーマに、芸能人の道徳性、インターネット空間での世論、愛国主義など、この騒動に関するさまざまな争点について討論する。
パネリストにはチョン・ヨオク国会議員(ハンナラ党)、ピョン・ヒジェ・メディア発展国民連合共同代表、タク・ヒョンミン大衆文化評論家、ファン・サンミン延世大学心理学科教授らが出席する。
同番組の演出を担当するヒョン・ギョンボ・プロデューサーは、「騒動になっている韓国批判発言をどのように見るかをはじめ、インターネット上の『世論裁判』、エンターテインメント業界に関する問題点など、さまざまな問題提起があるだろう」と話している。
パネリスト選定については、「普段からこうしたテーマに関心を示していた政治家や、各界を代表する人物を選んだ」と説明している。
チャン・ソユン記者
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このテレビ討論って、今夜の話ですね。
パネリストに、国会議員はじめ大学教授まで、、、!
どんな討論になるんでしょうか!?