おとなの香り | りんこのブログ

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好きなことを、好きなだけ、
好きな時に書いてます。

他の人のページで香水ネタを読んだもので。

思い出したように書きます。

ずっと、ずっと続きを書きたいと思っていたのですが、

なかなか…


前回は、初めて自分で選んだ香りについて書きましたが、

それ以来、特に香りにハマることなく、日々を過ごしていました。


なぜって、まだ、お給料も少なくて、

服も欲しいし、靴もバッグも欲しいし…

ていう具合で、お財布はいつもキビシイ状態。


その頃は、給料日と給料日前しかなかったんですね。

(給料日の翌日はもう給料日前状態だったんです。)


使用している香りがなかったわけではないんです。

だけど、必ずつけるというほどでもないし、

それほどこだわってもいないし、という状態でした。

そのころはランの香りをベースにしたさわやかな香りを

使っていましたが。

今使ったら、いい香りだと感じるだろうか?


月日は流れ、

それから、

再び香りに興味をもったのは、

プレゼントとして香水をもらってから。


結婚してから、ウチのダーリンのいとこにあたる方から

義理パパ・ママが実家に帰るような行事があったときに

私にプレゼントだよと預けてくれたんです。

びっくりしました。

香水を頂くなんて、過去に経験がなかったので。


頂いたのは、

ニナ・リッチのレール デュタン オードドワレでした。

頂いたときは、すっごく大人の香り!

って思いました。

初めて私が買ったのとは全然違う、

奥行きのある香り。


そして、自分が大人として、また、親戚として、

認めてもらえたんだという喜びと感動。


また、コレをつけるなら、それ相応の立居振舞が

できなくては、恥ずかしい…

そんな、気持ちになるクラシックな大人の香り。


今の、流行の系統の香りはフルーティ・フローラル。

それとは少し違いますから、

気軽に使うのではなくて、ほんとに

少しでいい感じです。

ティーンには向かないのでやめておいた方がいいと思います。


それもそのはず。

香調はフローラル・スパイシー。


最初に

ベルガモット、シトロン、ピーチ、ジャスミン、ガーデニア

が、まず香り立ち、その後、

ローズ、カーネーション、アヤメ、イランイラン、ユリ

に移り、最後は

サンダルウッド、ベチバー、シダー、クローブ、ブラックペッパー、

ナツメグ、バニラ、ムスク

へと変化していきます。


ベースになっているものをみると、

いつでも、どこでも、お気軽につける感じではない

と思いませんか?


しかし、なんといっても名香です。

その歴史は1948年からはじまるんですから。


毎年発表される新しい香水は数知れず。

発表されては、どんどん消えていく香りが多い中、

発売から60年経っても、ずっと変わらず愛されている香り。

「香水」の格式を持った香りと言えますね。


今、常用はしていませんが、

私にとっては一生忘れられない香水のひとつです。