懐かしい題名に魅かれて、立ち読みし迷わず購入。
- 一日一生 (朝日新書)/天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉
- ¥735
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確か中学の卒業式の日に、先生が記念品としてくださった
色紙の言葉がこの”一日一生”。
中に新聞記事が入っていて、おそらくこの著者のインタビュー
だったと思う。
卒業される君たちへこれからの人生を大切に生きてほしい、
その思いをこめて送ります、というようなメッセージが添えら
れていたような・・・。
そんないいお言葉をいただいておきながら、この?年それを
意識して生きてこなかったな~。
この本は語りかけるような文章なので、よみやすく一見とても
わかりやすい。だけど、内容はとてつもなく深い。
”当たり前のことだ”とわかっていても、それを自分の中の奥で
ぴたっとはまるような感覚になって、それを当たり前のように
体得するまでには、すごく修練が必要だな、と思った。
結局、人生を悩みながらもそれを受け入れて進んでいくしか
ないのだ、と思う。
止まらずに、歩きつづけること。学んだら、実践すること。
また、立ち止まりそうになったら、この本を開こう。