前回からの続きです。
不妊治療専門のクリニックに通い、タイミング療法をしていた私。
タイミング療法とは、内診により排卵をチェックしてもらって、『ハイ今夜ね!!』と指示される妊活方法(笑)
簡単に言うと。
内診ってやっぱり苦手。何度も何度もしてるけど毎回やっぱり足がキュッとしてしまう。
私が通っていた7年以上前はきっとなかったと思うんだけど、今って排卵チェッカーってネットで買えるようになったの?
その当時もあったのかな。
あの頃、あったんだったら私も通わずに買ってたのに、と思う。
そして妊娠したかと疑うほど2週間も遅れてきた生理。
そこから排卵誘発剤であるクロミッド錠を処方される。
きちんと卵子を成長させてくれ、安定した周期で排卵してくれるようなお薬。
元々生理周期が33日と長かったので28日くらいで来るようになる、とそれも期待できるとのこと。
血液検査でもホルモンバランスが分かるとのことで、看護師さんより採血してもらっている時のこと。
『不妊治療始めてもう長いんですか~?!』と血液を採っている看護師さん。
『…え??』
私はもう言葉にならなかった。
私って、不妊治療中?!
私って、不妊?!
と。
ビックリとショックで本当に声にならなかった。
その時の私は「あなたって不妊なんですよ。治療しないと出来ないんですよ赤ちゃん。」と言われているようで、まるで女じゃないような気持ちになってしまった。
今思えば何てことないのに。
でもそれは今私が子どもに恵まれているからなのかも。
ただただ、その日は落ち込みはしたものの、こう思って「治療」を受け入れられるようになった。
『簡単に子供って授かれないんだな。今、子供に恵まれてる人は今いる子供を本当に大切にして欲しい』
10ヶ月通ったクリニックをやめ、別の不妊専門のクリニックに変更し、診察されると、クロミッドを飲んでる副作用か、まだ時期じゃないのか、子宮内膜が薄いと言われた私。
クロミッドは長く服用すると副作用で子宮内膜が薄くなるらしい。
しかも、ビックリな事実として、クロミッドを服用した場合の妊娠率って3~4%らしい…!
普通だったら(何も治療せず自然な妊娠の場合)10~20%あるのに。
排卵を自分で出来るんだったらわざわざ薬飲んで確率下げるようなことしない方がいいって。
確かに排卵しない人の妊娠の確率は0%。それがクロミッド飲んで3~4%なら確かに確率アップなんだろうけど、そうじゃないんなら確かに妊娠率下げてることになる。
そんな説明受けずに毎月当たり前のように処方を受けてた私。知らないって怖い。
来月からはクロミッドやめるかもしれません、とのこと。
自力で排卵できれば問題ないんだもんね。
セカンドオピニオンってやっぱり大切だなぁと思った出来事でした。
先生が言う事って、当然正しいと思っているし、信じてしまうけど、分からないことは思い切って聞いてみるってとても大事。
初めて通ったクリニックで『不妊』と言われたことに無駄に傷付き(赤ちゃん欲しくて通院しているならそりゃそうなんだけど)
セカンドオピニオンの大切さも身をもって実感したあの頃。
次回は、セカンドオピニオン後の新しい不妊専門のクリニックで受けた検査について書いていこうと思います。
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