気付いたら
あなたのこと思い出してたの。







チャリで2ケツして家に帰った日、




あなたの背中は大きくて


たくましくて



離したくないと思った。





離れたくないと思った。








ぴたっとくっつくと

胸の鼓動が聞こえた。







胸の音が聞こえるね、ってわたしが言ったら

あなたは











『おまえが傍にいるから幸せやねん』









と言ってくれたね。













何でもないフリしたけど



本当は

本当に本当に嬉しかったの。













そんな幸せだったときのことを自然に思い出してたの。





ちょっと寂しい気持ちになった。










だって





もう“思い出す”ことしかできないから







あなたが想い出になっていくことに気が付いて









寂しいと感じた。
あなたの夢見たの。








もう夢の中でも



別れてた。








『また』






なんてないから







今は夢だけでも...