こんにちは
直木賞と本屋大賞をダブル受賞した
恩田陸さんの蜜蜂と遠雷
読み終わったので感想を
まずは、この本重い
話が重い訳じゃなくて、本の分厚さが凄くて
小説を普段あまり読んでこなかった私には重くて
いつも寝転がりながら、本を上に持った状態で読むことが多い私にはめっちゃ重かった笑
本の内容の感想は、、、
国際ピアノコンクールを舞台に、審査員と出場者4人を中心にそれぞれ描いているんだけど、それが徐々に重なりあって関係し合っている様が描かれた作品
泣けるってほどじゃないけど、明石とアヤが抱き合って泣いたシーンにはジーンときましたね。
コンクール前から本選終了まで、それぞれの人が混じり合うことで成長していく姿が、人生を表しているようで素敵なお話でした
私は天才ではないし、ピアノはすごく苦手な習い事で、、、親の知り合いの先生だったこともあり辞めたいというのも、言いにくかったから
仕方なく4年間習ってました
今思えばお金の無駄
やる気なかったら、すぐやめるべきですね笑
息子も小学生になったらピアノ習いたいって言ってるので、やらせてみようと思ってますけど、やってみて合わなけばやめれば良いってスタンスで習わせます
こういう音楽がテーマの作品に出会ったときに思い出すのが、吹奏楽時代ですねー
中学校は吹奏楽部に所属してたんですけど、結構強豪校で、地区大会では絶対勝ち上がることができて、地区ブロックの大会でも結構そこそこの成績を収める学校でした!
私が1年生の時には、先輩方が全国大会まで初出場を決めて、私も東京の普門館まで観に行きました
最高の思い出ですね♪
2年生の時は、大会の人数制限によりメンバーから省かれました笑
下手だったのもあるんですけど、担当楽器がユーフォニアムで、そんなに人数要らない楽器だったんですよねw
ひと学校3人ユーフォニアムいれば充分なので、出場できず
地区ブロック大会まで行きましたが、打楽器とか運ぶお手伝い要員でした
3年生の時、やっと大会でれるってなったんですけど、吹奏楽のそれとは別に、中学3年生を対象とした海外へのホームステイに行きたい人募集があって、私海外留学にずっと憧れてたし小学生の時からそのホームステイの募集には絶対参加したいって思ってたんです。
だけど、吹奏楽の地区ブロック大会の日程とホームステイ期間が重なってしまって、、、
でも、絶対ホームステイ行きたいって思ってたから、部活の顧問の先生に言いにいったら、まさかの反対されて
頼りない後輩がいたんですけど、「そいつを大会に出れるレベルまで引っ張り上げることができるのか?!それができるなら良いけど」みたいな
無理やん笑
めっちゃ無理難題だったんですよ笑
それで、めっちゃ泣いて諦めたんです
でも、このはじめての大会、初戦の地区大会でまさかの4位敗退。3位までが地区ブロックの大会に進めるんですけど、もう地区ブロックの大会に行くこともホームステイ行くこともできなかったっていう
めっちゃ苦い思い出
吹奏楽部も私、楽譜を読むのが苦手で
オタマジャクシ泳いでるようにしか見えないから笑
だから、すごく下手で苦手だった
でも、良い友達に恵まれて🤝顧問の先生は鬼の〇〇(名字)って有名なくらい恐い先生だったんだけど、それに耐えて3年間続けたら図太ーい人間に成長した笑
吹奏楽部はやって良かったって思ってる
さて、小説の感想に戻ります
主人公のアヤは、お母さんを亡くしたことをきっかけにしてピアノの表舞台から消えたけど、それをすごく重く描いてなくて、でも軽くも扱ってないその加減は好きでしたね
あとは、恩田陸さんの表現の多彩な感じがすごいなーって思いました
一冊の小説を書くのに、小説家の人ってどれだけ勉強するんだろうか
恐ろしいなって思いましたね
この小説は
お涙ちょうだいっていう感動ストーリーでもなく、コテコテの恋愛小説でもなく
天才と凡人(だけど努力の才能はある人)たちの葛藤と成長を描いた万人に好かれる物語だろおもう
いつか映画化とかされそう
もう話あるのかな??
知らんけど
コレ書いてる途中で結構衝撃的な連絡がきて、途中から雑になりましたすみません
ではまた