ネットで土地の情報を見る際に「面積」や「坪単価」などは確認すると思いますが、
それ以外にも確認しておきたい箇所がいくつかあります。
そのうちの1つが「都市計画」の欄です。
「市街化区域」か「市街化調整区域」なのかは確認しておいた方が良いと思います。
(他にも色々種類はあるのですがとりあえずこの2つだけ覚えておけば良いかと。)
ものすごく簡単に説明すると、
市街化区域・・・住宅を建ててOK
市街化調整区域・・・基本的に建てたらNG
ということです。
自治体も地域を整備する場合、ある程度住宅がまとまっておいた方が勝手が良いものです。
極端に言えば100mおきに住宅が100件建っている地域よりも、
100件隣接している地域の方が周囲の道路や外灯、下水、側溝の整備がしやすい筈です。
なので市街化区域を設定して、なるべくそこへ住む事を推奨している訳です。
実際の違いを見てもらうと分かりすいと思うのですが、
まず市外化調整区域は
・側溝が片側だけしかない。
・外灯が気持ち程度にあるだけ
・道路幅が狭い(車同士すれ違うのが少し大変)
既に見た目でこれだけ違いがあります。
数十メートル先の市街化区域に行くだけでこれだけ整備されています。
現場に行けば簡単に分かりますが、
ネットでこの項目を調べるだけでも周囲の環境を理解する役に立ちますね。
ちなみに市街化調整区域は建てられないのか?といえばそうではありません。
また、この土地はこの土地でメリットもあるので、そこは次回説明したいと思います。