なんでこうなったんだろう

ふと考える

 

前回、ブログを更新してからホンマに濃厚すぎる毎日を送っていた

 

 

生きるとか死ぬとか

今まで深く考えなかった世界がそこにはあって

とても怖く、暗くて冷たい絶望の中、もがいてた

 

 

ただ苦しくて、でも一人ぼっちで、、、

この世や”普通”でいられる人、なんも考えず気楽に生きてる(失礼極まりない(笑))すべての人を恨んだ

 

関係ないのに(笑)

 

 

心が本当に限界だった

 

 

生きるって何

 

わたし、生きてて良いのかな

 

生きる価値ある?

 

体中につながれたチューブが人間らしさってやつをどんどん奪っていく気がしてた

どんどん普通から離れていく

人間じゃなくなっていく

 

ただの重荷になっていく

 

自力では呼吸もできず酸素吸入器の一番強い機械がいつもわたしを生かしてた

それなしでは生きることさえできない状態だった。

 

こんなの人間がする事じゃない

 

心で叫んでも誰にも聞こえない

苦しくて言葉さえ出せなかった

 

 

 

 

一個前のブログに書いた通り一度、コロナで入院して

それから無事に退院したものの

退院してからも苦しさが続いていた

 

コロナ病棟という監獄が私にはよっぽどきつかったらしく

精神的バランスを崩して、パニック障害みたいな症状が続き 

夜は眠れず食べることもできなくなってた

ご飯のにおいがダメになって、何を食べても吐いてしまい

 

今、冷静にこれを書いてると 自分、やばかったなあ なんて思うけど

その時の私はあまり深く考えてなかった

 

 

また吐いちゃったなー

もったいなあーい ぐらいのかんじ

 

 

そんなのすぐ治る

だって、帰ってこれたし、きっと風邪だ

 

けど、そんなんが2~3日続いたとき、

寝てる時に呼吸が止まるような感覚で目が何度も覚めるようになって

だんだんその頻度が上がって行った

 

最終的に普通の呼吸なんてまともに出来なくなって

救急車で病院に行くことに…

コロナ病棟から出られて以来、病院への恐怖が増してた私は必死に抵抗した

 

診察されて入院してくださいと言われても

帰らせてください と言い続けた

 

そしたら医者からどうしても帰るなら命の保証はできません、と。

驚くほどに説得された、今なら納得。

だけどあの時は本気で帰るつもりでいたし、冷静な判断ができなかったな

 

自分は冷静だと思ってたんだけど(笑)

 

人の感覚って不思議だなあと実感する。

あの時は本当になんとも思ってなかったから

自分が死ぬはずない、どっからくるのかその自信。笑

 

ちょっとずつ、気付かぬうちにじわじわと

心や感覚も鈍感になってたんだなあって。

それほど苦しくて、そうするしか

【わたし】を守る方法が私にはなかったんだろうと思う。

 

 

生きるってなんだろう

 

あれからずっと考えてた。

 

辛い学生時代を過ごし、生きることに希望を持てず

死ぬことを目的にただ生きてきた。

早く、死ぬ事が出来たらいいのに

そんなことを考え続けていた。

 

そんなわたしか『本当の死』に直面した時

どう思ったと思う?

 

 

こんなところで死ねない!

は?わたしが?

こんな誰もいない部屋で?

チューブに繋がれて喋れないまま死ぬわけ?

家族がそばにもいてくれない

孤独に命だけ消えるわけ?!

ムリムリムリムリ、

呼吸がままならない中で死と戦ってる自分がいた

 

わたしの中に芽生えた生きたいという思い。

 

心がこの時、初めて決まった気がした。

自分の中にドンと何かが落ちるような感覚。

船で言うイカリみたいなものが。

 

わたし、生きたかったのか。

自分から芽生えたものに驚いた。

 

生きることの意味とかそんな重いもんは

まだ全然わからんし、見つかるんかも知らんけど

そんなんどうでもよくなった。

 

周りからの見られ方とか

 

ただ生きていて風を感じたり

雨の音や肌に触れる感覚。

大切な人を抱きしめる温度。

 

【今しか味わえないもの】

 

そうゆう一個一個に気づかなきゃいけないと今は感じている。

 

これを投稿できている今、

無事に退院し、ある程度普通な生活を送れている。

ありがたいことだ。

 

わたしのカラダさんが必死に生きようとしてくれてる証拠。

ちゃんと生きなきゃ。自分のために。

 

家族に何の時間制限もなく会えるのって

めっちゃ最高なことだよ!!

入院中は院内感染の関係で10分しか会えなかったから

今は、それがどれだけありがたいかよくわかる。

 

そしてそのたった10分の為に毎日、毎日お見舞いに来てくれた姉には

感謝してもしきれない

 

入院中に心臓の事でいろいろあって今はまだ

仕事さえできてないけど

わたしができる 今 の精一杯をやって行こうと思う

 

 

山の行より里の行

 

 

日常生活に慣れてくると

あれがないこれがほしい

そういう思いもでてきてるけど(笑)

 

それでももう、この命を全うする事だけはぶれない

 

泣き言はきっと書く(書くんかい)

だけど、わたしはこの体で私という人とちゃんと向き合う。

今まで自分にしてきた追い詰めや否定的な言葉

すこしずつ 褒めることに変えていくよ

 

だってあんな死の淵から息を吹き返したわたしは本当にすごいから

 

 

 

 

 

 

いつもありがとう

頑張ってくれて

 

 

 

 

今までごめんね

誰かが求めるわたしになろうとして。

 

大好きだよ、ありがとう、愛してる。

一緒に生きよう