『あなたの気持ち分かります』の言葉が、時には人の心にトゲをさすって事を最初に流産した2年前にじわじわ感じ始めました。
それまでは、ただの共感の言葉としてサラッと流せてた気がします。
流産したり、死産した時…『気持ち分かるよ~キツかったね』って同じ経験の無い年下女から言われたとき、グサッと刺さるより先にイラッとカチンときました。
たぶんその人は悪気なんて無いって分かってます。
ただ励まそうと言ってくれた。
でも、そこをサラッと流せないのが経験者なんだと身を持って学びました。
『あんたに何が分かんの!?』『分かるもんなら言ってみろ!!』『何なら死産してみますか!?』って悪魔みたいな心の声が私の中で飛び交いました。
例えば…
『椅子の脚に小指ぶつけてめっちゃ痛かった!』なら『分かるわ~あれ痛いよね』ってなります。
分からなくても見当がつくし、『分かるわ』って使っても『分からないくせに

でも使いどころを間違うと…イラッとさせてしまうし傷付ける。イラッとするし傷付く。
『分かる』っていう共感する意味の言葉でも使う場面によっては悪魔がささやくほどの言葉になることを知ったのは、ここ数年です。
正直…
私も何気なく使ってた。
誰にどこで言ってしまったかは分からないけど、傷つけてしまった皆さん『申し訳ないです

ここ数年身を持って知り反省しました。