主人と私それぞれに守りたい命が違った事で招いた溝は結構深いものでした。
でも流産した後、話をして『今は別れの時じゃない』『2人で同じ方向向いて歩幅をあわせて手をつなぐとき』だと思いました。
そこで私は約一週間実家でお世話になり土曜日に主人がいるアパートに戻りました。
土曜日の午前中は今後について、これまでについて話をしました。
『私があなたに付けた傷は私が癒すから、あなたが私に付けた傷はあなたにいやしてほしい』と話しました。
そして主人は、心身共に引きこもり気味の私に『どっか行こうか


久しぶりのお出かけで多少体はしんどかったけど、本当に1ヶ月以上ぶりに夫婦で笑い合いながら過ごすことのできた週末でした。
離れてしまっていた夫婦の時間と距離を必死で埋めるかのように週末はずーっとそばにいました。
2人で笑い合うことがこんなに嬉しい事だったなんて…
2人で『楽しいね・美味しいね』って語り合えるのがこんなに幸せな事だったなんて…
改めていろんな思いを感じました。
今思い返すだけでも、夫婦仲の悪い家庭があんなにもきついものだったとは身が削られる想いです。
一緒に『楽しい。おいしい。面白い』って思える事の幸せを知りました。
当たり前ではないと知りました。
今後は、急がず時間をかけてお互いにつけてしまった傷を癒やしつつ、離れてしまった分の心を寄り添わせていこうと思います。