

去年2月に流産しまして、先月死産してしまったんですが…
私にはとてつもなく死産がキツい思いでした。
流産した時は胎嚢確認後すぐに『赤ちゃんが成長してない』との事で、切迫流産から進行流産になり命をなくしました

この時は、入籍直前でルンルン気分だったんですが一気に周りの景色が色を失ったように見えました。
病院の先生の前で自然と涙が出て、付き添ってくれていた母に何と言えばいいのか頭が真っ白でした。
水子供養をする身になろうとは思っても居なかったので、何から手を着けていいのかチンプンカンプンですし…悲しすぎて『何もしたくない病』でした

しばらく誰とも連絡取りませんでしたし、入籍が想像よりあまりうれしく感じられなかったのを覚えています

そしてそれから9ヵ月後の妊娠発覚


分かったときは、人生初


妊娠検査薬握りしめてうれし涙流したのを覚えています


流産しないように二度と失うことのないように日々を大事にゆっくり過ごしてきました。
腹部エコーになり、安定期になり、戌の日を迎え、初めての胎動があって、性別がわかって、3D・4Dが嬉しくてしょうがなかったです

ベビー用品を買い揃え、水通しとかして出産準備万端で臨月

『いつだろう×2


そしてあの日

朝から激痛におそわれ、陣痛だと思っていたのは早期剥離の痛みでした

『今日が誕生日になるんだ

そんな経緯があるからでしょうか…
私には流産の何十倍も死産がつらく悲しいものでした

流産では胎嚢をエコー画面でみただけの状態でした。それでも苦しかった。
その上、死産では赤ちゃんとしての体ができあがってて髪の毛もふさふさで、手も足ももちろんあって…この手で触ることだってできたのに、寝たきりだった私以外の人は抱くことだって出来たし『ずっしり重い』って言ってくれたのに、それなのに産声がなくて…目を開けてくれることもなくて…
水子ちゃんには失礼に聞こえるかもしれないけど、二人目の命を失った今回は、流産の何倍も心が痛い気がします


水子ちゃんの分も含めて大事にしていたつもりだったし、2人分可愛がる思いだったのでそう思えるのかもしれません。
でも、もちろんどっちも愛おしくてたまらない命に代わりありません。
そしてもし次に授かったとき…
『二度あることは三度ある



たぶん私は間違いなく前者です

だって、胎盤早期剥離という疾患での死産だったため
初産婦・経産婦関係なく普通に自然分娩や帝王切開で出産される方達の10~25倍の可能性で胎盤早期剥離する可能性があると書かれてあったのです。
一度胎盤早期剥離を経験すると再症率は10パーセント。
少なく見えますか?
多く見えますか?
私には多く見えます。
再発が10パーセントで、可能性は妊婦さんの25倍ですよ




それに酷いときは子宮を失います。私はギリギリ残したといわれましたが今後が心配です。
さらに酷いときは母体の命も失います。
突発性なので予防策ゼロ



あえていうなら妊娠高血圧症にならないように塩分控えめな生活をすることぐらいです

色んなサイトや本を広げて『常位胎盤早期剥離』を調べていますが、本当に怖い疾患でした。
こんな疾患があったなんて初めて知りました。知らずにすんだらどんなに幸せか…色んな後悔をしてしまいます

いっぱいため息ついた後は前向かなきゃ…


