
全然返信出来ていませんが、リアルタイムの今しか書けない気持ちを…今日の事を書き留めておこうと思います


今日6月24日は娘まどかの火葬の日です。全くと言って良いほど眠れずに朝を迎えました。
梅雨とは思えない晴れの天気

私だけ病室でバイバイするので『さよなら』のカウントダウンはみんなより早々と時間が減っていきます

お寺での供養の後に、火葬場への移動と聞いてまして、お寺は14時30分開始との事で、私とまどかのバイバイは13時30分がギリギリでした

朝から隣に眠る娘が数時間後には遠くに行っちゃう感じが、まだまだ受け入れられず…でも何枚も何枚も写真を撮りました


どんどん冷たくなっていく娘の顔は誰が見ても同じ表情ですが、ちょっと角度を変えただけで私には沢山の表情に見えました

そんな中。お昼が近くなり、まどかが人生初の『一張羅



退院するときに着る予定だった真っ白なふわふわした服に、私の化粧品でうすーーーくメイクアップ

看護師さんがしてくださいました


そして看護師さんのご好意で、髪の毛と…へその緒と…手足の型をとってもらいました

さぁいよいよ

私とまどかのバイバイタイム

目の前には、まどかサイズの棺がありミニヒマワリが用意されてました。
私は座ることすらできないので、横向きになり看護師さんに支えてもらいながら、小さな体をギューッと抱きしめて、ヨシヨシって『ありがとう』っていっぱい伝えました

看護師さんに『声出して泣いていいんだよ』って言われるぐらい、苦しそうに過呼吸になるぐらい泣きながらいっぱいいっぱい撫でました

みんなに見られてましたが、私とまどかの時間なので遠慮しちゃいられないと沢山泣いて『好き好き~~




そんな姿を見た親たちも主人も止まらぬ涙で顔が赤くなっていました

『じゃあ、棺に入れるね』と看護師さんに抱かれて、まどかの姿は小さい小さい箱の中へ。
沢山のミニヒマワリに囲まれてるようで、棺を床に下げてまで私に見えるようにしてくださいました


一番辛かったのは棺のフタが閉められたとき


時間になり、主人や両親はまどかと一緒に出て行きまして、私は看護師さんと二人きり。
看護師さんは部屋の電気を消し、カーテンを閉め、そばにきて『いっぱい泣いていいよ』と言ってくれました。
もう涙の止め方が分かりませんでした

しばらく泣いて、しばらく話をして『少しでも寝てね』と部屋をあとにされました。
人様の優しさが物凄く刺さります

それから数時間後…。
主人が病院に戻ってきてくれました。兄弟たちも来てくれました

話を聞いてると…みんなでまどかの『お骨』を拾ってくれたり、兄弟たちは超ビッグなひまわりを棺に入れようと買ってきてくれたそうでした。
主人に関しては、小さな骨壺に納まっちゃったまどかの『ビフォー&アフター』って感じで何枚も私に見せようと写真を撮っててくれました


火葬されている間ずーっと涙が止まらなかったそうです

一瞬でいいから見たかった

お骨を拾ってあげたかった

主人と一緒に火葬場で泣きたかった

これは兄からコソッと聞いた話ですが
火葬場で主人が喪主として挨拶をした際に『まどかの分も夫婦2人で一生懸命がんばろうと思います』とびっくりするぐらい泣きながら話したそうです


人前で泣かないし、気を使いすぎてあまり感情を表に出さない主人が沢山の人の前でいっぱいいっぱい泣いていたそうです

聞いただけで、ギューッと心がなりました。
まどかとの一晩が、こんなにも主人に影響しているという事はとても嬉しくなりました

『子供が嫌いかも』と前々から聞いてたので、父親になれるか心底心配してましたが、まどかが主人を父親にしてくれました

『世界で一番まどかが可愛い』とまで言ってくれました

そして、帝王切開で産まれた23日と…娘と一緒に居れた24日の2日間を『きつかったりもするけど最高に幸せだった』と言ってくれました

辛かったけど、これからもしばらくはグズグズ引きずりもするだろうけど…
私もまどかと過ごせた2日間は幸せでした


『自分の子供』っていうのが、こんなにも可愛いのかって思い知りました

普通に産まれた子より、冷たいし、顔色悪いし、すごく短い時間限定だったけど…
最高に幸せな2日間でした


ありがとう、まどか

『パパとママの娘だよ!!』って会いに来てくれて、父親と母親にしてくれてありがとう

