元カレの会社に行く車中にてタクシーダッシュ




だいたいカレの思惑はわかるのです。

だてに4年も一緒にいない。

それにアタクシは営業です。知らない人と会って、会ったばかりのその人と、2人っきりで、密室の中で1時間程度の打ち合わせをする日々ダッシュそれを毎日やってれば、自然と相手がどういうタイプの人間か、分析できるようになってくるガチャピン

「混んでる金曜日の山手線に乗せたくない」

それが理由で会社に連れて行かれた。それもあると思う。私に他の男がピッタリくっつくのがイヤみたいで、一緒に電車に乗ると自分の胸にあたしが収まってるのをこの人は好むから。


でも、カレはホントは2人っきりになりたかっただけ。そのためにワタシを会社に連れて行った。それを理解した上で気付いてないふりをする。それが大人の振る舞いだと心得ている。


車中では、いくつかの話をした。

カレと私の共通の知り合いの社長さんの話とかダッシュ

その社長の口ぶりを真似して言ったら元カレは爆笑して、「あの人がそう言ってる姿が想像できるアップとはしゃいでいた。


会社倒産のニュースの話や、失業率の話。

つい先日、ウチの顧客が破産した話をすると、カレの知り合いの会社もグループ全体で倒産したらしい。いつになったら景気は回復するんだろうね汗

そうした話が終わる頃、ワタシの顔を覗き込んでは相変わらずニヤニヤしてるカレに「なに?きもいから汗とキツめのコトバを浴びせても「だって可愛いんだもんドキドキとにやけているダッシュ車内でもワタシの手を離さず、信号で止まればキスをしてくる。

「次の乗客にしゃべられるよあせると小声でたしなめる私ダッシュ



「またそのネックレスつけてるの?しょぼん

元カレの前につきあってた人にもらった3万円のフォリフォリ。

元カレにもらった27万のティファニーはあたしのジュエリーボックスでお留守番ダッシュ


「ワタシの友達が、ワタシは派手に見えるって。ネイルも持ち物も高価で金のかかる女に見えるから、若い男は“おれの手には負えない”って声かけづらくなってるって言うからショック!アタシ自身はただのビンボー人だし、ブランドもん買うよーな人間じゃないから。身の丈にあった女にみえるようにね」


「なに言ってんの汗全部Vittonで固めてるのに、ネックレスだけそんなのしてたらおかしいでしょダウン


「全部Vittonなんかじゃありません怒る通勤Bagだけでしょーが。」


「全部じゃないあせるキーケースも手帳もエピでしょ」


「それだけでしょはてなマークパスケースも財布もふつーにカジュアルなものじゃん。第一ね、キーケースや手帳なんて、人前で出しませんから。常にBagの中だから見えません怒る


「おれその財布気に入らないんだよなー。思い出した。前の彼氏にもらったもの、まだ使ってるんだもん」


「気に入ってるんだからいいでしょーよ。もう7年ぐらい使ってるね」


「マリアステラのBagやめて財布にしよっか?」


「やだダッシュマリアステラがいい。Bag少ないからバッグがいい」


「そっか。ま、あれは普段どこにでも持っていけるもんね。じゃあマリアステラと財布両方にしよひらめき電球それならいいでしょ?」


「財布はいいよ。これで」


「だめ!財布も買う」


「・・・汗ばか・・・」


ニコニコニコニコ




この人はこれが狙い。私に高いものを持たせて、自分不在のときにも自分の存在をアピールしたいの。実際、これは効力を発揮する。tuwariサンと食事に行ったときにいわれた。「前の彼氏、ふつーのサラリーマンじゃないでしょはてなマークって。結局そのままフェードアウトしていったものね。











会社についてダッシュ元カレは早速仕事につく。

何にでも興味関心をもつアタクシはじっとしていないにひひ

新規契約と解約の一覧表を眺めてみたり、社員の机をみて回ったり汗そんなアタシをちらちら見ながらカレは「りりチャン座ってな」と声をかけるけど、無視して散策を続ける。


カレのBagが開けっ放しでおいてあったから、しゃがんでそこに入ってたファイルを取り出してみた。


カレは「なにしてんのー笑もう、仕事終わらせちゃうから大人しく座っててください」と言ってBagを自分の足元へ取り上げた。


「あードンッ隠したビックリマークあやしくない!?見られて困るものでもあるんですかはてなマーク得意げ


「違うでしょビックリマークアンタほっとくと、また俺の定期いれとか盗むからでしょーが」




えへニコニコ

そうでした音譜アタクシ、前に「お前なんかとお揃いの定期入れなど持ちたくない」と言って彼のBagから定期入れを盗んだことがありました笑アタシとお揃いのものをカレにプレゼントしたもの。だから盗んだっていうか、返してもらっただけ。


カレはその後、 「りりがくれたものなのに。。。ない!どこ!?おれの定期入れしょぼん返してよしょぼんと探してたけど「いいじゃん。もう電車乗ってないんだしダッシュと言ってしばらく返さなかったんでしたね笑








カレの仕事が片付くまで、ワタシはワタシで自分の仕事の文字校正をやりました。


普段、ワタシの仕事風景なんぞ見れない彼。遠くから写真撮ってました汗


「ほんと頭おかしいんだけど汗やめてください」


「だってなんか可愛くてラブラブ!


「あのね・・・汗こんな文字校してるとこ可愛くもなにもないんですけど」


「りりはいつだって可愛いの。しってる?おれのりりの写真ストック、数ギガあるんだよニコニコ


「・・・・・  (きもすぎる・・・) 」


「ギガってわかるはてなマークニコニコ


「・・・メガの上ね。。。」


「そドキドキすごいでしょはてなマークニコニコ













「よーっしビックリマーク終わったービックリマーク


絶対こっちくるだろうなぁって思って文字校続けてると、案の定歩み寄ってきた。

もうわかるんだよね、この人が次どういう行動取るか、とか何て言い訳するか、とかダッシュ


私の後ろまできた彼は、後ろから私を抱きしめて「りり、ほんときれいだよ」と言って私の首筋にキスをした。


こいつ怒るまたワタシにキスマークつける気だっ!!


「ちょっとビックリマーク怒るやめてよ怒る痕つけないでビックリマーク


「つけないよ。ただキスしたいだけ」


「ほんとかよ・・・あせるもうやめてね、前の消えなくてかなり困ったんだから」


「だいじょうぶ」












この大嘘つきめ(怒)




でれすけのLove Diary-090801_2322~01.jpg

しっかりついてんじゃねーか!!(怒)


最悪汗明日マミコとパピコをお迎えに行こうと思ってたのに・・・しょぼんやっぱり油断もすきもありゃしない、あの男プンプン





「なんなの!?あんたこの1週間ワタシに何の連絡もよこさず、彼女と楽しく過ごしてたんでしょ!?えっちもバリバリやってさ、欲求満たされてるはずだよね!?こういうの、彼女に対する浮気行為だよビックリマークわかってんの!?


「えっちなんかしてないもんビックリマークもうずっとりりとしかしてないビックリマーク


「んなことあるワケないでしょビックリマーク同棲しててえっちしないワケがない怒るあたしとはもう終わってんのビックリマークだからこの1週間何にも言ってこないわけだし、私が行きたいって言った隅田川の花火も彼女と行くんでしょ怒る全部知ってんだからね怒るblogにだって『嫁』って書かせてるのだってちゃんと見てるよ怒る


「悪いけど、ほんとにしてないよ。おれ今書斎に布団しいて寝てるから。隅田川はごめん・・・」


「そういうことできる神経がわかんないよ怒るあんたの行動なんか全部予測できるんだから。今日だってこんなことして“りり大好き”なんて言っておいてさ、アタシが家おうちつく頃見計らって電話携帯電話かけてきて、“これでもうワタシからはメールも来ないな”って状態にしてからメール拒否するんでしょ!?もうわかってんだからねビックリマーク


「ごめん・・・でもバツがわるくておれから連絡なんてできないじゃない・・・こないだのってハッキリ言って逆ギレでしょ?おれの・・・・」


「そうでしょビックリマーク逆ギレ以外の何モノでもないわ怒るわかってんなら自分から謝るべきなんじゃないの!?悪いのはそっちなんだからさ怒る


「ごめんなたい・・・しょぼんあまりにもばつが悪くておれから連絡できなかったんだもの・・・Skypeもあがってなかったしさ・・・怒ってんだなって思って。。」


「は!?Skypeあがってたけど!?後輩チャンと会話してたしダッシュそっちでしょ、あげてなかったのは」


「時々あげて“いるかな?”って思ってみてみたけど、いつもりりいなかったしょぼん


「メールでも何でも謝る方法はあったでしょ怒る


「ごめんなたい・・・許してください・・・しょぼん


「甘えてんじゃないよ・・・汗だいたいさ、アタシがメール打たなかったら、神宮の花火どうする気だったの!?あたしが行かないから彼女と一緒に行って、またアメブロでも書いちゃうつもりだったんでしょにひひで、そこにまた“嫁”がコメント書いたりしてね怒るほんと最悪なんですけど怒る


「神宮はりりと行くためにチケット取ったんだよぉビックリマークりりが今日メールくれなかったら、りりんちおうちにチケット送って、当日会場で待ってるつもりだった笑


「ばかじゃないの!?きもいから笑


「だって神宮はりりと行きたかったんだもん。あそこはりりとの思い出だからニコニコ


「それより謝るのが先でしょ汗あなたが悪いんだから。だめだよ、そういうの・・・」


「はい、ごめんなさい・・・」






そこまで話して私たちは会社を出た。

カレは7月で解約になるお客さんの停止作業のため、作業場へ。

ワタシはカレに1万円もらってタクシーで帰宅。




「今日はお酒飲んだから、明日の午後以降に検査してみな?多分だいじょうぶ(デキてない)だと思うけど」


「・・・・」


「聞いてるはてなマーク

「・・・・」


「どしたのはてなマーク


「・・・なんでもないよ」


「なにはてなマーク言ってみはてなマーク


「なんでもないってばビックリマークしょぼん




「また泣いて・・・どうしたの!?






「・・・・ワタシは・・・ワタシはずっと過去から動けていないんだよ・・・時間は流れているのに、私の気持ちは過去から変わってない。ずっとあの頃のまんまで・・・」


「考えるなって。。。わかってるから。考えないようにするの!もう二度と起こらないから」




たぶん、このとき、元カレはワタシが前回妊娠したときのことを、そして泣きながら手術に向かったときの事を私が思い出してるんだと勘違いをしたんだと思う。


悲しい過去。

でも、そうじゃない。このときのワタシの涙は、その事実のフラッシュバックではなかった。



「ちがう。それを言ってるんじゃない・・・」


「なに?」


「いいよ、もう・・・」


「いいなよ?なあに?」



こういうときの元カレの声はひどく優しい・・・・

いつまでも聞いていたいぐらいに・・・

意地をはって、強がっている私の心を溶かす力を持っている。

この声が、この包まれている感覚が、いつまでも私を捕らえて離さないんだ。



「昔・・・つきあってすぐ・・・私の娘が欲しいと言ったでしょ。私に似た女の子がほしいんだって。。あのときは、あなたも私も、お互いが子供をほしいと思ってた。一緒の方向みてたんだよ。そう言って2年後、あの子がデキて・・・それまでもその時も私はずっと同じことを思ってて・・・あの事が起きてから2年経った今でも私は同じことを望んでて・・・・。でもあなたはいつからかそうじゃなくなった。“大丈夫”って、今回も妊娠してないかもしれないって私も思うけど、まったく望まれてないって知るたびに、あの頃との違いが・・・」


「ちがうって!」


「・・・!?」


「おれ、ずっとりりとの子供ほしいって思ってるよ。今だって思ってるよはてなマークあの時だって思ってたけど状況がまだ整ってなくて(離婚が成立してなかった)、だから仕方なくそうしたのであって、望んでなかったわけじゃないよはてなマーク


「うそだ・・・」


「うそじゃないよ笑


「う そ だ !!怒る


「うそじゃない。おれね、りりとおれは結婚する運命だって思ってるの。だってこんなに長く一緒にいて、それでもまだお互いにこんなに大好きでね。そうだと思わない!?見て?りりといるときだけ、目の痙攣も収まってるでしょ!?


「うそつくなビックリマークそんなの信じないビックリマークあたしと結婚望んでる人がわざわざ離婚成立してから別の女を囲うか!?しかも2度も。。。本当に望んでたら望む方向と別のことなんてしないビックリマークしかもいまだに別れてないしダッシュ望んでるなら・・・」


「わかってる!わかってるよ。りりの言いたいことはわかってるのダッシュちゃんと理解してるからダッシュそれはおれがホントにバカなだけでね、何故だかそういうことをしちゃうんだけど、でもおれはりりと一生一緒にいることを望んでるんだよ」


「あんたホントは別れる気なんかないんだよ」


「あるよ。時間をかけないとそうできないだけ・・・」


「あんたさ・・・そう言っておけば私がいつまでもアンタを待ってると思ってんじゃないの!?


「そんなこと思ってないよ・・・」


「あたしの友達にも話したんだから。そういうくせに休日になれば必ずメール拒否するって。友達、何て言ってたと思うはてなマーク“別れる彼女のために本命の彼女のメールを拒否する!?それはないわダッシュ本当だとしても、都合のいい女として扱われてると思って当然jだよね”って言ってたよ。あなたのやってることは誰が聞いたって理解できないんだから。そういう行動がある以上、信じろって言われたって信じないから」


「わかってるって・・・ちゃんと自分でも理解してる。  ね、りり、土日はBアドレスにメールしておいではてなマークそしたら拒否しないから。ね?そうしなよ。ちゃんと返事もするし。ただね、おれはなるべく波風立てずに終わりにしたいの。それだけわかってはてなマーク


「ふんっダッシュまた私が裏のアドレスなんだ!?本命だって言うのに・・・別に土日にメールなんかしませんからいいです怒るあんたは私と付き合ってること誰にも言ったことないし、私と付き合ってることを恥ぐらいにしか思ってないんでしょ!?わかってますからダッシュ


「なに言ってんだか・・・汗経営者交流会ではりりがおれの彼女だってみんな知ってるよ。●●サン(←さっき出てきた、私とカレの共通の知り合いの社長さん)が、交流会で 『○○(←元カレ)の彼女が来てさー』 って話したんだってよ!?


ドンッじゃあアメブロの“嫁”コメントとか、あたしが書いてると思われてんじゃないの!?あせる


「あ・・・・」



「“あ”じゃないよ汗恥ずかしい汗アタクシは、あーゆうくだらないアピールしませんから怒るみなさんに訂正しなさいよ怒る “あれは別の女だ”ってダッシュあんたが言わないなら●●サンにアタシが直接言ってやるからパンチ!ま、二股するような男だってバレますけどダッシュにひひ


「はいはい・・・あせるわかったはてなマークBアドレスにメールしておいでね」


「しらなーい得意げじゃぁね~」


そういってタクに乗り込んだあたし。











もちろん、私が家に着く頃を見計らって、カレは電話携帯電話をしてきましたダッシュ

誰とでも仲良くなれちゃうあたしは個タクの運転手と話に花が咲いて、彼からの電話に気付かなかったにひひケータイ携帯電話みたときには既に着信が2回入ってた笑


「りり~!!出ないから心配したよあせる


「大袈裟だよねあせるよく言うよ、1週間何も連絡とってないくせに汗苦笑


「そりゃ会った日は、気持ちも高ぶってるし、愛情もいつもに増してあるでしょドキドキだから」



彼はいつものように「愛してるよ」といい、渋る私に「愛してる」と言わせて満足して電話を切った。

私はそのあとすぐBアドレスに本当にメールが届くかどうか、検証のためにメール送信をした。


ちゃんと届いたようだった。それを確認して私は眠りについた。






翌朝、携帯電話に起こされた。

元カレからだった。


「おれ返信しようとしたら、おれが拒否されてたけど笑


「あ、そ・・・はい、わかりました・・・Zz(←寝起き)


「解除してくださいね笑おやすみ笑








そうして、起こされてトイレいったら、Blue Dayの初日ダッシュ

ドタバタLIFEです、まったくね笑





つづく月






ペタしてね