今日、母上がきて、我が家の近くのホテルで
Lunch バイキングなるものへ行ってきました
まー値段が値段なので、そんなに大したもんじゃなかったけど
りりチャンはステーキとかグラタン
とか、マリネ
とかサラダ
とか、お魚
とかパスタ
とか、ケーキ
とかチョコファウンテン
とか、好きなものたらふく食べて満足でありました
やっぱ、アタクシのよーな食いしん坊は
ビュッフェ系が合うわね
で、そのあとMomを引き連れて我が家へ帰ってきて
人で「おくりびと」観ました
ずっと前にDadがDVDくれたんだけど、持ってかえってきたっきり観てなかったアタクシ。。。
Momに聞いたらMomも観てないって言うから
「こりゃいいわ」っつって再生
泣いたんですけど
アタクシ、おくりびとが話題になってるときは、話の内容知らなかったけど、納棺師(士?)のシゴトって素晴らしいと思ってた
こんなステキなシゴトがあるんだって
ビックリしたもんね
人の死を、最期を、
きちんと送り出す・・・・
それって、ステキだよ
私もやりたい。
特に、自分の大切な人の時には絶対やりたいって思う。
とてもプライベートで、とてもデリケートなのが「人の死」
だけど誰でも死ぬから。
「おつかれさま」って、最期にできるだけのことしてあげたいじゃないとてもいい仕事だ。
実際は、事故死や電車の飛び込み自殺なんかもあるし、キレイな遺体ばっかじゃない。相当見るに耐えないものもあるだろうと思う。
でもなんだろうね・・・
昔から「死」や「遺体」に関して抵抗がないの、アタクシ。
人の死の身近にいる人間が身内にいるせいか、私自身が早くから「生と死」について考えて生きてきたせいか、自分でもよくわからないけど。。。
かつて検死官になりたいと思ったこともあった。
理科とか数学ニガテで諦めたけど
ただの肉体になった人間が、なんか感慨深かった。
変人みたいに思われるかな
死の身近にいる身内に「死体見てるの?いいなぁ」っていったことがある、子供のときに。
「よくないよ・・・初めて見た若い人たちは、その日の夜食事もとれなくなったりするんだぞ」って言われた。
でも、死って目を背けるものじゃないと思う。
生まれた日から、日
日、
歩
歩、
私たちは死に向かって生きているから。
必ずしも遠くないんだもん。
ま、頭おかしいと思われたら仕方ないっす・・・
そう思うんだからどーしようもないわね・・・
納棺師の仕事見て、感動して泣きまくってるアタクシにMomは 「アナタは昔からこういうの好きだもんねぇ。でも今は病院で亡くなる人が多いから、どこまで納棺師の仕事があるかわかんないけど・・・やりたいならやったら?いいと思うよ、こういう仕事も」と言われました。
さすがアタクシのMomですね
今日、観ていて思ったのは。。。
人間て、何も持ってない方が、
心が豊かでいられるかもってこと
お金とか、体のいい仕事とか、地位とか、友達とか家族とか、豪華なもの・・・
もし、こういうものが全くなかったら。。。
人は相手の
心、人間性だけでしか判断することできなくない
死ぬときは、仕事も、お金も地位も、クルマも、ブランド品も、家族も、友達も、彼氏も彼女も、みんな置いて死ぬんだよ。何にも持っていけない。
生活を豊かにするものは、心を貧しくするかもしれないね。
もちろん、全部が全部そうだとは言わないけど
全盲のピアニスト、辻井さんだったかな
全盲というハンデこそあるものの、あの人は大切なものをちゃんと持っているよね。
親を思う気持ちや、優しさ。
彼がもし普通に目が見えて、ピアノもあれだけ上手で周りからチヤホヤされたら、今みたいになっていたかどうかはわかんないよね。。
うちのMomの仕事先にも障害を持った人が働いてるの。
代半ばのその人は子供のようにキレイな心を持っているって、いつもMomが言ってる。仕事に対して文句も言わず、ただただ一生懸命に仕事するんだって。
虫匹にも、花
輪にも心を動かし、
毎日ニコニコしてるって。
Momはその人から教えられることが多いと言っています。
Momとその人、とっても仲良くしてて、私が実家に帰ったときMomと一緒にスーパーに行ってお買い物してたらバッタリ会ったことがあってね。
ウチのMomを見つけた瞬間、遠くから手を振ってニコニコしながら駆け寄ってくる姿を見て、私は色んなことを感じました。そして、そういうMomの子に生まれてきて良かった
って思った。
アタクシは、時代錯誤といわれようとも、
重たいと言われようとも、
心とか、道徳とか、大事にしていきたいです
そういう男の人に出会いたいなー