翌朝 明菜は 鈴木の腕の中で目を覚ました


 (この人 こんなに睫毛長かったたのね・・・


 整った目鼻立ち・・・少し口角の上がった口元・・・


 サラッとした髪・・・・) 明菜が見ていると 鈴木も目を覚ました


 おはよう・・・良く眠れた?・・・


 ええ・・・腕・・・痺れたでしょう?ごめんなさい・・・


 大丈夫・・・朝食にしようか・・・・


 鈴木は Tシャツと Gパンに着替えると


 明菜に 大きいTシャツを渡した


 トーストとコーヒー位しか無いけど・・・いい?


 明菜は頷くと 渡されたTシャツを着てキッチンに向かった


 何か 手伝うゎ・・・・


 いいから・・・座ってて・・・・


 明菜は仕方なくソファーに座ってると


 トーストとコーヒーを持って鈴木が横に座った


 二人で 朝食をとりながら・・・・


 こんな事 聞いちゃイケないのかも知れないけど・・・


 明菜さん家の朝食って もちろん明菜さんが作るんでしょ?


 ええ・・・まぁ・・・・


 いいよなぁ・・・・僕なんか いつもこれ・・・・


 今は・・・でしょ? 前は彼女がしてくれたりしたんでしょ?


 無い×2 だってこの部屋に女性入れたの


 明菜さんが初めてだから・・・・・・


 私なんかで・・・ごめんなさいね・・・・・


 そんな・・・こーして居られるのが幸せ・・・・だけど・・・


 そんな・・・辛そうな顔しないで・・・・


 もう少し・・・・居てくれます?


 クスッ(笑) そんな弱気な顔見せられたら帰りにくいゎ・・・


 もう少し・・・・ネ・・・・


 食事を食べ終わると 鈴木は明菜を抱き寄せ


 呼び方・・・・変えてもいい?


 明菜は 鈴木を見上げ 首をかしげた・・・・


 アキ って言ったら ダメ?


 構わないけど・・・・仕事場では・・・絶対ダメよ・・・


 分かってる・・・アキ・・・アキにも名前で呼んでほしいな・・・


 鈴木は 抱き寄せた手に力を入れ


 片方の手で 髪を撫で・・・唇を重ねた・・・・


 もぅ・・・・まだ午前中よ・・・こんな明るい所は・・・・


 時間なんて 止まってしまえば いいんだ・・・・


 そーすればこのまま ずっと・・・・・・・


 明菜は 鈴木が言いかけた言葉を唇で塞ぎ


 再び お互いを求め合った・・・・


 アキ・・・・愛してる・・・・・


 ありがとう・・・・でも・・・・・


 分かってる・・・・


 夕方近くなって明菜はタクシーを呼んでもらい


 自宅へ帰った・・・・・・・