「The way we were 」(追憶)は、わたしにとって最高の恋愛映画。
定番なので、何度も観てる。
なのに、心が震えるようになったのは、ここ7、8年ほど。
涙なくしては観れないので、心の洗濯をしたい時に。
あらすじはこちら↓
http://mihocinema.com/tuioku-1973-22734
↓アカデミー主題歌賞受賞曲
(この動画を視聴してるだけでも、泣ける)
感情移入してしまうのは、ケイティ(バーブラ・ストライサンド)。
ハベルがケイティにひかれた理由は、わかる。
正義感の強いアグレッシブな女性が、健気に一途に、時に不器用に向かってくる。
心が動いたのだと思う。
ケイティは、何故、事なかれ主義のハベルへ???
恋は理屈ではないってこと。
でも、結局、生き方が相容れなさ過ぎて、別れが訪れる。
最愛の人を手に入れながら、その幸せが手のひらから、こぼれていく。
「せめて、お腹の子供が産まれるまで一緒にいて」と言ったケイティ。。。
そして、娘が産まれ、彼は去っていく。
昔は、ケイティみたいな融通が利かない人を面倒だと思った。
好戦的過ぎて、ハベルがついていけなくなるのも、あたり前。
今は、、、真っ直ぐな、勇ましいハンサムウーマンだと思う。
時代背景は、第二次世界対戦を挟んで前後十年。
アメリカすら、政治的発言・行動をする人は煙たがられた、まして女性なんて。
そんな中で、自分の信条を貫き通す強さが、気持ちいい。
ただ、ハベルの再婚相手がケイティと真逆の「綺麗な奥さんですね〜」タイプだったのが、切ない。。。
The End Of The World - Skeeter Davis