池田政典、中西保志、稲葉浩志、氷室京介、藤重政孝………。


この方達、(私だけに)共通するのことがあります。
ずばり「初めての人。」

池田政典さんは今は俳優業のようですが、杉山清貴さんの同じ事務所の後輩でポップス系(ロック色が後半は強かった)の歌手。中学の時に初新幹線で東京、「初ライブハウスを私に経験させた方」。

また、中西さんは、雑誌(フリーペーパー編集部時代)の初仕事。
着任早々のド新人に、怖い先輩が任したのが、巻頭インタビュー。
名古屋以外にも大阪含めて50万部出す雑誌の記事にもちろんビビりまくり。

「○○君(私の苗字)、レコード会社に知り合いいるなら、次、ページあってるから(巻頭の取材アポ)取ってこい」

女性で歳は五つは上のバリキャリのお姉様は、まったくの未経験なのに私を単独で行かせました。

「ツイテキテ」の一言を、お願いするより、単身乗り込むのが楽…と思い悩むほど鬼教官な方でした(-.-;)


当時、コロムビアの方に告白したらすぐドアを開き、「中西さん、彼女インタビュー初なんで、よろしくお願いしますね。」

「え!」

黙っててほしかった…。

すると「あ、じゃあ僕が初めての男なんだ(笑)よろしくね」

と、余裕の笑顔。
バラードのイメージしかないので思わず、キョトンとしました。

*あの節はありがとうございます。あの関西チックなノリに私が笑いました。
本当にいい方です。

あの後、映画、音楽の新人さんやベテランさんにお会いすることはたくさんありましたが、インタビューはガチンコ一発勝負で…。相手から話を聞き出すのはテクニックいりますよ(*_*)




次は稲葉浩志、言わずと知れたモンスターロックユニット、B'zのボーカル。
私に「初海外パスポートを持たせた人」。

10年来の無二の親友を作るきっかけを与え、なおかつライヴのために渡航しました。帰りに私たちは飛行機に乗りそびれて空港で待つはめに…珍体験もさせてくれた(笑)。

King Of Rock、カリスマという言葉の本当の意味を知ってて、たぶん日本で彼がついた(佐伯明氏が記事で)と思われる氷室京介。
「KissMe」の一つ前に電撃を受けたあと、バラードの良さを実感。バラード、いいとは思ってたんだけど、リアルに染みたのが「魂を抱いてくれ」。

私の好きな作詞家が書いた詞。氷室の世界観を維持しつつ、男の本音が出てる詞なんですが素直にカッコイイ。
バラード好きなんて弱々しいからイヤ、という偏見がなくなった詞の力を感じた作品でもありました。


さて藤重政孝君。

彼は何が私にとっての「初」なのかというと………

まあプロフィールにも実年齢書いてるんですが、彼より若干!年上です(笑) 彼はデビュー当時19歳!
若い男の子には興味なし(私の周りは年上指向でした)だったのに「え、私より若いのにカッコイイ」という自分史上初の事実を発見。「世代交代」くらいの衝撃が駆け抜けた記憶が(笑)

再発見したアメブロでペタくれたのも彼。
新たな衝撃を体験デス(笑)



さてなぜ、「初」の記事を書いたかというと。


ちょっと、初心に還るというか、チャレンジしないといけないことがあり、それを思い出しました。


なんでも初体験にはきっかけと勇気の持続が必要だなぁと思ったのが、この記事の始まり。


また何か新しい出来事にチャレンジしないといけなくて……緊張。
よ~し、ガンバレ私。