今年「13本目」の映画鑑賞です
大好きな「ロードオブザリング」を作った監督の最新作ということで、初日に見にいってきました!
25日でフリーパスが切れたんだけど・・・実はもう一回分のマイルがたまっていたので、今日から一カ月、またフリーパス生活開始です
14歳にして殺されてしまった少女の視点から家族を見守る様子を描いたこの作品は、題材的には少女殺しという暗い悲惨なものなんだけど、独特の映像でとってもきれいでした。
もし天国があんなところだったら・・・死ぬのだって怖くなくなるかも!?
14歳といえば、まだまだ将来の夢を持ち、恋もしてて・・・と夢と希望に満ち溢れたお年頃。
そんなときに突然殺されてしまったこの映画の少女スージー。成仏できない気持ちもよくわかります。
監督が描いた天国と思われるこの美しい世界・・・でもここにスージーがいるってことは、やっぱり天国に行ききれない何かが彼女の中にあるってことなのかな!?
映画の中で出てきた木があるのですが、それは日本で言うところの「三途の川」(←字あってる!?)的な場所だったのかなぁ。。。
残された家族の心の痛みっていうのは、想像を超えるものがあると思うけど(実際、年初めに家族のように大切にしていた猫を亡くした私はこの辛さの何分の1かはわかったような気がするんだけど)、スージーの苦しさっていうのもあったような気がしました。
スージーを演じた15歳の女の子、シアーシャ・ローナンは出番はそんなにないように思うんだけど存在感がとってもあって、雰囲気が透き通った感じでとってもかわいかったです。
父役のマーク・ウォールバーグもよかったのですが、時代のせいか髪型が微妙に変・・・^^;
母役のレイチェル・ワイズはきれいすぎてなんだかお母さんに見えなかったかな。
そして犯人役。。。かな~り不気味でした><見ている側に不快感を与えるような演技ができる人って、すごいなって思います。
後半部分でのゴミ捨て場のシーンは、なんかやりきれなくて胸が痛くなりました。
殺されているからハッピーっていうことはないんだけど、もうちょっと報われてもいいんじゃないかなとも思ったけど、そこまでやったら綺麗すぎちゃうのかな!?
死後の世界の感覚って人それぞれだと思うけど、私はこの世界は好きでした。