わが家の中学受験、試行錯誤の記録。
こちらの続きです。
偏差値の変遷(1年〜4年生)
先日の近況で一部ネタバレしていますが、これまでの変遷として振り返っていきます。
●定点観測
地方時代は、小1〜3年生までは地方大手塾の模試で力量確認、そしてサピックスオープンで全国での立ち位置を定点観測していました。
そして4年生。進学くらぶの利用者は、提携塾にテスト生として所属するという選択肢があり、わが家もそうしました。進学くらぶで独習して、土曜日に週テストや模試を受けに行くスタイルです。ということで、4年生の前半は四谷大塚での結果です(ちょっと脱線して、お金の話。動画学習は安いと思われがちですが、進学くらぶ+週テスト生は通塾と変わらない費用になります)
●偏差値
小1-3年生までの偏差値は、概ね安定していたように思います。算数が高く、国語はその足元には及ばぬ感じで(苦笑)。それが、予習シリーズを使うようになり、学習範囲や深さが一気に加速した頃、偏差値がガクンと落ち始めました。算数は微減でしたが、国語は無惨な状態に。理科と社会も苦戦。母集団の違いによる偏差値ダウンではなく、明らかに溺れている感じでした。
3年生までと4年生以降を比べるのはナンセンスですが、それにしても「マズイ」雰囲気が漂っていました。ここに収束させてはならない。
当の息子は、ちょっと大げさかもされませんが暗黒期。やるべきことに溺れ、自信を失い、モチベーションを急速に落としていきました。※ポジティブ変換するつもりはありませんが、井の中の蛙のような"驕り"に気づけたそうです(息子談)。悪いことばかりではないでしょう。
●これからどうするか
初夏、息子は対面授業に変えたいと言い始めていました。問題は提携塾が遠いこと。週テストでお世話になっている提携塾は、公共交通機関で1時間半かかるのです。これを週4はいかがなものか…
家から徒歩圏内にも四谷大塚の提携塾はありましたが、塾の方針やレベル感から、通わせるなら1時間半の塾一択でした。近隣の提携塾は予習シリーズに更にオリジナルテキストを加える、早稲アカのようなスタイルばかりでした(溺れる)。
●自由を謳歌する
そうこうしていたら移住が確定したので、代替策はない状態でしたが、「今だ!」と思い、進学くらぶを辞めました。そして、転校の心理的負担を含む状況も鑑みて、家族会議の後、しばらく自由を謳歌することをヨシとしました。
期間限定、振り切ったことをしてみよう!ということで、好きなだけゲーム(Minecraft)とyoutubeを見てもいい契約を締結 受験を視野にいれながら、こんなことをする親はいないかもしれませんが、これがわが家です。3ヶ月自由を満喫し、本人もスッキリしたようで、最高だった!と今も言っています そして本人の中でも焦りが出てきたようで、新小5の通塾にエンジンがかかりました。
新しい塾での偏差値は…
新小5から通塾開始。今の塾名や模試名は伏せますが、全国レベルの塾で変わらず定点観測を続けています(模試の偏差値は母集団によって上下しますから、全国レベルで変わらず観測できる環境を整えている、という意味です)。
母と子の苦悩を経て決めた今の塾は、手前味噌ですが息子に合っていると思います。まだ通い始めて3ヶ月ですが、偏差値は入塾後から緩やかに上昇を続け、最近はぐん!!と一気に上がりました。
興味深いのは、苦手だった国語の偏差値も上がってきたこと。塾の効果というより、心の成長によるものや、読解力の変化もあるかもしれませんが、いずれであれ脂がのってきたなら嬉しい限りです。ムラもあるでしょうから、驕らず粛々と歩む必要はありますが
つづく