わが家の中学受験、試行錯誤の記録。


以下の続編で、1年前〜今日までの振り返りになりますが、動画教材を用いた勉強と息子の特性を考慮した塾選びについて整理しておきます。いつか、どなたかの参考になれば幸いです飛び出すハート


  (結論)進学くらぶは...


息子に四谷大塚さんの動画講座

「進学くらぶ」は合いませんでした。


(注) 進学くらぶを否定する意図はありません。

  この点はご承知おきください。


動画教材を使った学びは、通塾の往復時間もなく、自分で自由に時間を組んで学べる点で、スタートは好調でした。しかし、慣れてくると次第に集中力やモチベーションの維持が難しくなっていきました。


なぜ??


まず、動画だと双方向型のアウトプットの機会がありません。そして、共に頑張る仲間も見えません。これに息子は物足りなさを感じるようになっていったのだと思います。自走するほどの強さを持ち合わせていなかった、ということでもあります。


これに加えて、予習シリーズの演習量も息子には合っていなかったように思います。親が上手に削ってあげればよかったかもしれませんが、まずは守破離の守、四谷大塚のルート通りに歩むことを試みました。そうこうしていると、4年生にここまで勉強させるのか...と、親の方が教材に違和感を抱く、別の問題が出てきました。


昨今の中学受験者の増加、ゆえに難化して得点差をつけたい学校、そのために前倒し学習と難化対策、さらなる反復学習が必要であると考えているであろう塾の方針に、共感できない気持ちが止まらなくなっていきました。理由は別記事で後述しますが、親も子も甘いと言われればその通りです。


さて、ここまで書いてきたのは 「4年生(前半)時点の息子」の様子です。予習シリーズや進学くらぶは素晴らしい教材ですから、成長過程や時期が違えばフィットしたかもしれません。わが家は「この時点では」ご縁がありませんでした。



  新しく選んだ塾は...

受験界のトレンドは、長時間上等!オプション上等!ですが、息子に過度の反復学習は合いません。そういった資質や適性のようなものを踏まえ、基本を大切にし、一定のゆとりがあり、考えることに重点を置いた塾を探すことに決めました。


言葉にすると“あっさり"聞こえるかもしれませんが、かなり悩み、それなりの覚悟も必要でした。だって、世のトレンドに逆行するわけですから…。それに、トレンドに逆らうということは、トレンド外の塾=マイノリティの発掘が必要ということ。苦労しました悲しい


そんな紆余曲折を経て出会った塾は、週3回授業+週末テストの計4回/週の通塾です。表面上の通塾日数は多いですが、家から近いこと、そして宿題が厳選されていて少ないので、ヒーヒー声をあげるようなことは起きていません。きっと、これで良かったのでしょう(わかりませんが泣き笑い)。移住先の居住地を選ぶ際、塾の選択肢の多さや通いやすさも重視しておいて良かったです。近いは正義。


続きます飛び出すハート