備忘録を兼ねて、近況をまとめておきます。


中学受験

引越し時に塾(進学くらぶ)をやめ、しばらくは新しい環境に慣れることを優先、新5年生の2月から通塾を再開しました。新しい塾に慣れるのに1ヶ月ほど伴走した後、親は手を離して息子の自走にシフト。この頃、週4通塾しながら、週1友達と遊び始める愚息(笑)  これまで学童っ子で友達と遊ぶ経験もさせられなかったので、お互いの家を行き来する条件でOKに。家でも朝晩遊び、勉強の量にも質にもムラがあり、緊張感の欠片も感じられないけど、、、4月のクラス分けで上位クラスにアップ。それも結構な余裕代をもって。親の目に映る範囲だけで口を挟むべからずと夫と再認識した次第です。



小学校は支援級スタート

5年生は特別支援級でスタートしました。

あ、書いていなかった…かも!?地方時代に発達外来や特別支援学校で各種アセスメントを受けていることは以前も書いていたと思いますが、その地域には支援の受け皿がありませんでした。

今回の移住では、私のキャリアシフトに加えて、息子の発達支援も重視しました。リサーチして発達支援の手厚い自治体を選び、移住前から市の発達支援センターに相談開始、移住後すぐに医療連携してもらいました。そして、阪大病院でASD(孤立型、グレーゾーン)と発達性協調運動障害の診断がおり、校長面談なども経て、5年生から支援級(情緒級)のお世話になれることになりました。

息子のダントツの困りごとは書字、そして知的レベルに比べて説明能力や社会性が低い点(知的レベルのわりに咄嗟に言葉が出てこない)。息子は眼球の動きにも問題があることがわかっています(ビジョントレーニング中)。

知能検査WISC-Ⅳの結果は、言語理解□(平均)、知覚推理凸、処理速度凸、ワーキングメモリ□で、凸と□のIQギャップを指すディスクレパンシーは39。どの指標も平均ラインは超えているのですが、問題は差の大きさ。

できる自分とできない自分のギャップに苦しむこともあるし、それより何より、学校の先生が凸を息子の力と捉えて□を努力不足と決めつけがちで、、、学校では穏やかに過ごしているそうですが、家に帰ると反動からか癇癪を起こして収拾のつかない日々、、、を経て、支援級を視野に入れるようになりました。担任の先生次第では支援級は要らないのですが、それは蓋を開けてみないとわからないので。

こちらの支援級は原学級保障という、通常級に支援の先生が入ってくださるシステムなので、息子には通常級と支援級で先生が2人いる状態です。どちらの先生もとても素敵な先生のようで、息子は「学校が楽しすぎる」とルンルンで毎日登校しています。そして、私と夫は支援の先生との交換日記が始まりました(毎日)。クラスメイトとの様子や授業中の様子などを細かく教えてくださるし、とても肯定的な先生なので、非常にありがたく思っています。

支援級の申請は前年度の10月(移住直後)。子供は数ヶ月でもグングン成長するし、新しい学校のシステムを把握しきれていない段階で、もしかしたら支援級は過剰か…子供に支援級のレッテルを貼ってよいのか…答えのない問いだけに親としての葛藤もありましたが、お願いして正解だったと今は思っています。

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(おまけ)
今日は家族で兵庫県立美術館のゴッホアライブ!大阪に引っ越してきて、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山に短時間でアクセスできるようになりました。家族それぞれ、大学・仕事・受験勉強と忙しい日々ですが、隙間時間をうまく繋げて、家族時間も大切にしていきたい。私はそのコーディネーターを頑張ります飛び出すハート