★30日チャレンジ★

アウトプットしたいのに筆が進まない現状を打破すべく、小ネタ・雑学をゆる〜く垂れ流す《30日チャレンジ》を始めました。本日6日目。毎日12時に投稿しますので、ランチのお供にご笑覧いただけると嬉しいです。 



今日のお題は、黒川清さんの新聞記事、
そして著書からGroup Thinkについて。

黒川さんは、1936年生まれ、東大医学部卒、医学博士。内科医としてペンシルベニア大学勤務にはじまりUCLA医学部内科教授など在米14年の後、東大医学部内科教授、東海大医学部長などを歴任。今は、コロナに関する政府の「AIシミュレーション・アドバイザーボード」委員長を務めておられます。山中伸弥教授ともご一緒されていますね。

Group Thinnk(集団浅慮)

Group Thinkとは、何らかの合意形成をする際に、不合理あるいは危険な意思決定が容認されることを指す概念で、社会心理学者アーヴィング・ジャニスによって提唱されたもの。


◆規制の虜 グループシンクが日本を滅ぼす

Group Thinkは、政府や企業に潜む根深い問題だと思っているので、さすが黒川さん!と共感した次第です。新聞も赤裸々で熱かった。


◆グループシンクの8つの症状

①自分達の集団を過大評価する

②過度な楽観主義、自分達は正しいと思い込み、

 道徳や倫理を無視する

③外部集団の弱点を過大評価し、能力を過小評価する

④外部からの意見や警告を無視する

⑤都合の悪い情報を遮断する

⑥集団の決定に異論を唱えるメンバーに圧力がかかる

⑦疑問を持たないよう自己抑制する

⑧全員の意見が一致していると思う


原発事故もコロナ対策も「国民の安全が第一」ではなく「事業者の利益」が優先されたように思う。原発事故直後、世界のいくつかの国がチャーター機を手配し、国民を緊急帰国させたように、日本政府も本当はわかっていたはず…


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  縦割りと同調圧力が、重大な間違いを生む。

  歴史に学ばず、変わらぬ日本社会。

  グループシンクが日本を滅ぼす。

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科学的に正しく恐れ、自分で判断する力を持たなければいけないということ。



私が読んだ原発事故関連書籍



◆死の蓋を見た男(原発事故の500日)

 鳥肌が立つほど恐ろしい書記だけど、政府や原発の当時の考えを知るには良い1冊。息子の未来の本棚にそっと入れています。



◆福島原発事故10年検証委員会(黒川さん)

 原発事故から10年で何を学び、何が変わったのか、そして未来への提言 。民間事故調査報告書。




なんだか、とてもお堅い記事になってしまった。むむむ…修行が足りぬ…🥲