イルミネーションが煌めく中、久々にストリートピアノで数曲演奏して参りました。

 

 

 イルミネーションの中には夢が溢れんばかりに詰まっている気がしてなりません。

 

 1年4ヶ月間在籍した教室の先生の前では一度として1曲通して演奏したことのなかった、ショパン ノクターン第5番 Op.15-2や、その他ショパンの楽曲を数曲奏でると、少し気分が落ち着きます。

 ピアノによって弾き易さ・弾きにくさを感じるうちはまだまだ技量が足りないのかもしれません。

 

 

 ところで、例のピアノ講師の方が、某上長の前で、

 「私に演奏指導はできません。演奏指導をご希望でしたら、他の先生を選んでくださいと体験レッスン時にお伝えしております。それでもこの生徒は私を選んだのです。」

 と、堂々と仰ったらしいです。

 

 この講師のレッスン出席(「受講」ではない)中、グランドピアノの前で、

 他の大人の生徒の方に、ベートーヴェン「エリーゼのために」や、同作曲家の作品「月光 第一楽章」演奏指導をなさった結果、「私の担当の生徒が1曲弾けるようになった!」と、

 誇らしげに語っていらっしゃった声を聞いた気がするのは私の記憶違いでしょうか。

 

 もう関係者の方々もどの人物虚偽申告を繰り返しているのか内心気付いていらっしゃると思います。

 

 上級コース担当のピアノ講師が、他拠点所属の某上長の前で堂々と「ショパン ノクターン第5番の演奏指導はできません」自白するとは、心臓に毛が生えた行為だと思うのですが、「ショパン ノクターン第5番の演奏すらできません」とは申告しないだけプライドをお持ちなのでしょうか。

 

 レッスン出席(「受講」ではない)中、選曲時、ショパン ノクターン第5番過去に短大生の女性の生徒に指導したエピソードを克明に語っていらっしゃったのは私の空耳だったのかもしれません。

 

 

 「これ実は全部隠しカメラで撮ってあって、今からドアを開けて外に出たら、TV曲の報道陣が居て、

 『ドッキリでした!どの段階で気付いていましたか?』

 とか言われるんじゃないですよね?」

 

 と本当に口走ってしまったほどですが、未だに報道陣が現れておりません。

 

 演奏指導ができない事については、今年6月の休会前に既に気付いておりました。

 指導云々についてはさしたる問題ではありません。

 生徒の演奏を聴いて何か助言をする事すらしようとしないのは、譜面と照らし合わせて聴いてもどこがどう理論的に間違っていると指摘するスキルが無いからでしょう。 

 

 練習する人は、たとえ先生が指導放棄したとしても、独学で仕上げるもので、音楽教室が雇っているピアノ講師ですら楽曲の演奏を聴いてもそれが適正な演奏であるか否か判別が付かないわけですから、ストリートピアノで演奏しても不完全な部分についてほぼ気付かれずに済む事の証明になりました。

 

 結論として、この講師は私にとって不要な人物であったと云う事です。

 1曲を通して聴き、発表会に出してしまうと、退会しない場合「次の曲」のレッスンに入らざるを得ません。

 次にお約束していた曲はエチュードOp.10-5(黒鍵)ですから、ショパンエチュードの基本を指導しなければならない状況に追い込まれる訳です。

 これはこの先生にとって、非常に都合が悪い事で、エチュードOp.10-5(黒鍵)のレッスンに入る前に何としてでも生徒に辞めて貰わなければならなかったのではないかと私は推測しています。

 

 大手音楽教室の会社としてのプライドをお持ちであれば、

 「別のエリアにこの楽曲指導をできる講師が在籍しておりますので、その講師が代講を務める事で以て穴埋めを行います。ついでにOp.10-5(黒鍵)も指導します。1回90分で期間短縮します」

 と提案するのが定石なのですが、その提案すらできない内部状況なのでしょうか。

 

 

 できない事をできないと明言せず、できる演技を続けなければならない契約の在り方について、会社(本社)へ疑問を投じたいと思います。

 これについては、教育機関の教員の方々に担当教科を割り振った結果、授業内容が解らないままマニュアルを読み上げるだけの授業をせざるを得ない状況と酷似していると思います。

 小学校教諭の中には、「薬包紙」とは、古来より上皿天秤の上に敷く事だけを目的として作られた物だと信じてやまない方や、正五角形の内角の和を求められない方もいらっしゃいます。

 

 教育正常化のため、解らない事を解らないと、できない事をできないと上長にお伝えしやすい職場環境を整える事が急務だと私は考えています。

 

 

 【本日のピアノへの取り組みについて】

 

 ・バッハ インヴェンション全15曲

 ・バッハ シンフォニア第11番 ト短調

 (ここまで各1~2回ずつ通しただけ)

 

 ・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調

 ・ショパン ノクターン第20番(遺作) 嬰ハ短調

 ・ショパン エチュードOp.10-5(黒鍵)

 ・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調

 ・シューマン 幻想小曲集Op.12 「飛翔」 へ短調(最初のパートのみ)

 

 …とは記載してみたものの、解らない事を解らないと申告したところで、周りの誰も解らなかったらどうすればよいのか。

 できない事をできないと申告して、周りの誰もできなかったら誰が代わりを引き受けるのか。

 その集団の誰も成し得ない事は、「諦める」しかなくなり、集団が衰退の一途を辿るので、何とかしてできるようにしなければならない分野も有る気がします。

 

 ショパン ノクターン第5番 Op.15-2は、ピアノによって出来栄えが大きく異なるので、もう少し探究が必要。

 

 演奏も言動も、どこか誤魔化すと言わないだけで周囲は案外気付いているものです。