物事が起こるには必ず様々な理由があります。

 今回は、某音楽教室にて、何故標題のような事(下記添付記事参照)が起こったのか、考えてみたいと思います。

 

 

 

 ピアノを習う目的で入会し、先生と一緒に選曲したクラシック楽曲作品であるにもかかわらず、私はレッスン中1度も通して弾かせて頂けなかったと云う事実が有ります。

 

 演奏時間約3分30秒の曲を、楽曲分析ができているかはさておき、自分なりにペダル(ダンパー・シフト共に)を付け、止まらずに打鍵する行為を済ませて毎回レッスンに臨んだにもかかわらず、1度も通して弾かせてもらえなかったからには何か理由が有ると推測しています。

 

  このピアノのレッスンは、「ビーフカレーを作る料理教室のレッスン」に、自己流でビーフカレーを作る練習をし、自分や友人に食べて貰った状態で臨んだ結果、料理教室の講師から、ビーフカレーとポークカレーとの違いや、牛肉の部位、カレーの発祥についての蘊蓄を傾けられ、何度通っても目の前に用意してある材料でビーフカレーを作らせて貰えなかったという現象と本質は同じです。

 

  この事を踏まえると、私は、ピアノ以外の楽器の知識が乏しいがゆえ、ピアノを演奏するに値する知識と経験とが不足しており、音楽史その他楽器についての予習が足りなかったのかもしれません。

 

  好意的に解釈して、あらゆる意味で私はこの音楽教室のハイレベルな要求を満たすことができず、ピアノ楽曲の練習成果を先生の前で披露するまでもなく、「論外の実力」だと判断されていた、と云う事です。

 

  私はそれほど高い完成度を望んではいなかったのですが、本教室の指導指針として、音楽に関連する事項の全てに於いて習得が未熟であると、先生(講師)には練習成果を見ていただくことすらできないハイレベルな音楽教室に通っていたと云う解釈の余地も有ります。

 

  直接上層部の方からは本件に関する事情について、まだご理由をお聞きしておりませんが、現時点では上述のように考えています。

 

  レッスンを受けるスタンスについての指導が全く無かったのは、「スタンスについては独学できる」と判断されていたからでしょう。

 

 「親の心子知らず」と言われておりますが、「講師の指導方針生徒知らず」とはまさにこの事。

 

 ピアノのレッスンの受け方を指南する補習塾が必要だと痛感する次第です。

 

 

 どのような理由にせよ、今までありがとうございました。