「知らない事」を「知っている」振りをするよりも、「知っている事」を「知らない」振りをして過ごす方が難しく、疲労困憊すると感じるのは私の対応力不足に起因するのでしょうか。
「経験がない事」を「経験したけれど忘れた」と申告するよりも、「経験が有る事」を「経験したことが無い」素振りをして佇む方が難しいように私は感じます。
本アカウント宛に、数年前、親族の複雑な事情を出張帰りの新幹線の中から記載して送信した方がいらっしゃいましたが、メッセージを確認するのが「人」である以上、データを保存せずとも閲覧した「人」の記憶に残ります。
内容と本人の背景にあるものを総合的に考慮し、敢えて私は記事投稿を致しませんが、黙っていても様々な情報(クリックできません)が入ってきます。
時間を止める事を地球に要請したくなるほどです。
匿名性を利用して、匿名の相手に、一人では抱えきれない「人間関係の悩み」を「どこの誰だか判らない人」に打ち明けると、偶然知り合いだったと云う事も充分考えられます。
知り合いの知り合いで容易に個人特定できてしまう事も有り得ます。
「周囲に吹聴されたくないから匿名で匿名の相手に心情を綴ったつもりが、守秘義務の発生しない知り合いに打ち明けてしてしまい、口外される事を怯える日々を送る羽目になってしまった」
このような方が相当数いらっしゃるのではないでしょうか。
本アカウントには、過去に、そう予測される内容のメッセージが複数寄せられております。
「水に流す」(クリック不可にする)事は極めて難しい事で、どこかの河川の下流や下水道へと「所在」が移動するだけで、化学物質のように中和させて無害にさせたりするのは至難の業です。
人が生存し、意識を持ち続けている限り、「無かった事」にする手段がほぼ無いのです。
覆水盆に返らずと言われているように、「確実な口封じ」はその悩み事そのものを解決するより遥かに難しいのではないかと私は思います。
大切な人と人との繋がりがあり、過去があり、未来を考えているのであれば、重要な悩みであればあるほど身元の判明した相手に打ち明けましょう。
物理的な距離に関係なく、容易に情報を発信できる時代になったからこそ、適切な伝達相手・伝達手段を選ぶ判断力が要求されていると私は考えています。
超有名曲シューマンの「飛翔」が私には2拍子にしか聴こえず、もう一度リズム関連について学び直そうと思いました。
拍感を身につけるには、時間について意識することから始めなければなりません。
拍感については、8分の6拍子と、4分の2拍子との判別が難しく、本当に昔教わっていなかったから「再理解」ではなく「初めて学ぶ事」として勉強し直そうと思います。
初めて新たに学ぶのは、新鮮な気持ちで取り組む事ができるので清々しいです。
【本日のピアノの練習について】
・バッハ インベンション第1~15番
・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)
(※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)
・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調(暗譜済)
・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)
本日は朝から非常に寒く、指が動かなかったので、基礎練習を多めに。
「コンディションの整え方」から模索していくつもりです。
時間を止める事はできずとも、指の動きを意図的に止める事は或る程度はできると思います。