「レッスンレス」ではなく、「レクチャーレス」である事を冒頭で強調しておきます。

 

 

 アカハラ、モラハラ、パワハラ…ハラスメントの種類は膨大に存在します。

 昨今、大学院の研究室や大学の文系学部のゼミでハラスメントが横行している報道が散見されます。 

 

 私自身、入会した某音楽教室にて指導放棄と云うハラスメント行為を受け、経営会社へその旨ご連絡致しました。

 詳細は下記添付記事にて投稿済みです。

 

 理不尽な休講が続いていた訳ではなく、「レッスンを行う」と云う名目で、実態はピアノの指定レッスン曲の実技指導(レクチャー)が全く為されておりませんでした

 

 

 また、義務教育ではありませんので、学びたい欲求を満たすため、レクチャーに対して金銭をお支払いしております。

 

 

 国立大学の入学金を上回る受講料を投じても、毎日自宅(レッスン時間外)で60~120分間練習をしても、先生の前でレッスン曲を1曲通して弾かせて貰えたことが一度も無い、これは由々しき事態だと認識すべきです。

 素人の友達同士で無料で弾き合い会を行っているわけではないのですから、ピアノ演奏の実技指導について真摯に取り組むべきです。

 

 仮に、この教室にお支払いした総額を、巷では「ボッタクリ」と非難されている薬学部進級支援予備校へ投じたとしたら、個別指導講師は学生(「お客様」ではない)に対して留年防止の為に90分×16コマ、マンツーマンで尽力します。

 某音楽教室に通った(「ピアノの演奏方法を習った」のではない)事により私が判った事は、医歯薬学部進級支援予備校や国家試験対策予備校は格安でサービスを提供していると云う事です。

 

  指導放棄債務不履行は、「レクチャーレス・ハラスメント」と私が名付けます。

 

  この件は世に認知させた方が良いと判断しています。

  ピアノのレッスン受講者が1年以上教室に通い、毎日受講者は先生の指示通り(指示はほとんど有りませんでしたが)に練習に取り組み、先生と一緒に選んだ曲が1曲も仕上がらなかった(そもそも先生の前で1回もパート部分すらピアノを弾かせてもらえなかった)という状況はもはや不適切レッスンを実施し、受講生から不正に会費を得ていたと解釈しても間違いではないでしょう。

 

 私は、上述のような「レクチャーレス・ハラスメント」と云う不正行為に関しては、在籍期間の時間を略取した事及び受講生の要望に沿う指導を行わなかった(指導放棄)と定義し、厳正に対処するよう世間の風潮を改革する事を提案しています。

 

 

 1.責任をもって当初の「お約束」が達成されるまで、会社内の指導可能な講師を探し、その後の受講費は徴収せず、受講生(お客様)に適切な指導を行う

 2.在籍期間に納入した全額ならびに慰謝料を受講生に支払う

 3.在籍期間に納入した全額に相当する「何か」を受講生に与える(演奏会鑑賞チケット、音楽関連書籍、他の楽器の3ヶ月コースレッスン、レンタルスタジオの無料利用を認める、その他「有益な情報」、etc. )

 

 上記3点のうちのどれかの方法で対応して頂かなければ、今後も「試験が課されないレッスンコース」に在籍している場合、講師のレッスンが適正でないものになる「レクチャーレス・ハラスメント」が横行すると私は危惧しています。

 

 会社に提供できるサービスとして、ピアノの演奏指導が欠如しているのであれば、2.もしくは3.のご対応を希望致します。

 営業の手腕が有れば、ハラスメントが発生したとしても、穏便な対処が可能であると推察しております。

 

 

 日本の少子化問題が取り沙汰されていますが、存命の「人」に施す教育方向性の問題についても熟考を要すると私は考えています。

 

 形のないものを提供するレッスンの先生方は、是非責任を持って「教育」を施して頂きたいです。