早くも公道で葉牡丹の鉢植えを見かけました。 

 

 

 「先生に自分の練習してきた曲を聴いてほしいと思ったのに、『聴いてください』と言わなかったのは何故ですか」

 

 …上席対応になった時の切り替えしトークがこれでは、まともに相手をしない方が賢明だと思いました。

 負けるが勝ちと言われているように、相手にしない方が良い人物・組織と云う存在はあります。

 

 

 最近、社会不適合者問題社員が急増していると言われていますが、そもそも社会を構成するのは「人」である以上、社会不適合者とは作為的に生み出されているのではないかと思う事がしばしばあります。

 その集団の中の不適合者の烙印を押されている者が、他の集団に属した途端、高評価を得た例は枚挙に暇がありません。

 

 

 2000年代前半、地方から首都圏の或る私立薬科大学に入学した女子学生の中に、23区内に在る「在籍大学を限定しない女子全員を対象とした学生寮」に入った結果、2年生の夏休みに大学を中退して実家に帰ってきたと云う方がいらっしゃいます。

 

 「東京の生活に馴染めず地元に帰った」と噂されていたのですが、当該寮で生活していた方々に直接話を伺ってみると、寮には友達が沢山でき、寮内の行事を満喫していたとの事でした。

 しかし、寮生活を送っていた他大の女子学生達曰く、「大学では全く友達ができず、大学の方針に全く馴染めないようだった。『何故自分だけ寮の中でこんなに勉強しなければならないのか』としょっちゅうぼやいていた」との事で、退学を決意したとの話でした。

 

 果たして彼女は「東京の生活に馴染めなかった」のでしょうか。

 進学先の選択を誤った、もしくは居住環境を誤ったと解釈するのが適切だと私は捉えています。

 

 どこに行っても孤立し、他人とトラブルを起こす社会不適合者など、世間で言われているほど多くはないのではないかと私は思います。