数日前の暖かさと比較すると、やや冷え込みが感じられますが、室内に居ても春の陽気を感じられるようになりました。
昨年からお話を頂いていたのですが、空き時間に在宅ワークを行う事が正式決定しました。
完全なる副業としての勤務で、本業とは全く関連の無い業界に関する業務なので、新たに覚える事も有り、昨年少しお話を持ちかけられた時から密かにほんの少しずつ勉強を進めていた結果が実を結びました。
私の周りには、コロナ以前から、細々と副業をこなし、結果的にダブルワークとなっている人が多かったのですが、私も「類は友を呼ぶ」という言葉通りダブルワークに取り組む事にしました。
数年前、私自身もダブルワークの経験は有るのですが、在宅ワークは初めてなので、PC環境を再度整えて臨みます。
業種にもよると思いますが、副業やフリーランスなどの仕事の中に、時間給ではなく業務量に対して報酬が支払われる制度が導入されている事があります。
今回私が契約した業務も後者で、職場で過ごした時間や自宅の業務用端末機の前に向かった時間ではなく、或る一定の業務量をこなすと或る一定の報酬が支払われると云う性質の、或る程度は自分の努力次第で作業効率を向上させ、同一報酬に於ける勤務時間を短縮できるという不公平感があまり湧かない制度だと思います。
せっかくいただいた機会なので、労働時間の質を大切にしながら、納期に余裕を持って取り組んでいこうと思います。
【本日のピアノの練習について】
・バッハ インベンション第1番 ハ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第2番 ハ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第3番 ニ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第13番 イ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第9番 へ短調
・バッハ インベンション第4番 ニ短調 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 ホ短調(暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 ヘ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第12番 イ長調(暗譜済)
・バッハ インベンション第5番 変ホ長調
・バッハ インベンション第15番 ロ短調
・バッハ シンフォニア第11番 ト短調(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-4 嬰ハ短調(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命) ハ短調(暗譜済)
(※ここまでそれぞれ1~2回通しただけ)
・ショパン エチュードOp.10-3(別れの曲) ホ長調
・ショパン バラード第1番 ト短調(一部のみ)
・ショパン ノクターン第5番 Op.15-2 嬰ヘ長調
・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)
本日は久々にショパン エチュードOp.10-3(別れの曲)の練習にも取り組んだのですが、第21小節(下記添付画像の赤枠で囲んだ部分)について、本来右手だけで弾くと思われます。
バッハのシンフォニアの運指を考えていると、このような部分は左右分担して美しく奏でる事が脳裏をよぎりますが、発表会の選曲前、ほんの少し別れの曲について先生に見て頂いた際、右手のみで巧くレガートを出すように言われました。
エチュードに於いて克服すべき事項でもあるので、左右分担などと云う発想自体すぐに棄却すべきだったのですが、美しく聴こえる事だけを目的とするのならば、様々な方法が有ると思います。
上述の件と同様に、第43小節から始まる部分についても、本来は下記添付画像の赤枠で囲んだ箇所を右手のみで、青枠で囲んだ箇所を左手のみで弾くべきなのですが、緑色で囲んだ箇所を右手が分担し、オレンジ色で囲んだ箇所を左手で分担した方が美しく聴こえる仕上がりになるのは明白です。
しかし、エチュードに於ける課題を克服するためには、後者の方法では全く意味を為さないので、赤枠と青枠とに分けて素直に練習しています。
別れの曲は、内声と旋律とのバランスも勿論ですが、「他の方法が有るにもかかわらず、正攻法で練習する」と云う処に精神的な難しさが有るのではないかと思います。