2月3日、節分の日です。
それぞれが存在を懸命に主張するが如く咲き誇る水仙の花を目にして、春の到来がそう遠くはない事を実感しています。
先月までのまばらに咲く水仙の様子と異なり、群集を成しているように賑やかな風景となりました。
ルピシアの凍頂烏龍 特級 中焙煎 春摘みを淹れていただきました。
凍頂烏龍茶は台湾で栽培されている半発酵のお茶として分類されています。
中焙煎のお茶は、一煎目で茶葉を蒸らし、二煎目以降に淹れたお茶をいただくと美味らしいのですが、一煎目のお茶も、身体が温まり、風味が有ると感じました。
近いうちに、烏龍茶を淹れる茶器を新調しようと考えています。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~14番,20番
・バッハ インベンション第1番(暗譜済)
・バッハ インベンション第2番(暗譜済)
・バッハ インベンション第3番(暗譜済)
・バッハ インベンション第13番(暗譜済)
・バッハ インベンション第9番
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第12番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第14番
・バッハ インベンション第5番
・バッハ インベンション第15番
・バッハ インベンション第10番
・バッハ シンフォニア第11番(暗譜済)
・バッハ シンフォニア第8番(運指考案中)
・ショパン ノクターン第20番(遺作)
・ショパン エチュードOp.10-4(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)
・ショパン バラード第1番(一部のみ)
・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他)
◆未成年のうちに学び続ける事の重要性
最近、ピアノのブランクについて忘れかけていたのですが、中学受験であっても、高校受験であっても、義務教育期間中の習い事のブランクは、取り戻すのに絶大な労力を要すると云う事です。
一般的に、中学受験をする場合、習い事は、6年生の夏まで続けて5ヶ月間休止すれば中学入学後に取り戻す事が可能だと言われています。
これは、裏を返せば、小学校4年生や5年生で一旦止めてしまい、中学校に入学後再開しても、通学と習い事との両立が出来ずに習い事を中学1年生の夏までに辞めなければならなくなるか、習い事を続けたとしても、中学校卒業までに再開前の実力に戻すのが精一杯であると云う事を意味している可能性が高いです。
私の周りは前者が圧倒的多数で、結果的に10歳前後までピアノを習っていても、ほぼ何も弾けなくなってしまった人を多数見てきました。
女性の場合、初潮を迎えて約1年間、男性の場合、変声期が終わって約1年間が、あらゆる物事のラストスパートの時期だと言われています。
即ち、ラストスパートの後(15歳以降(義務教育修了後))に1~2年間のブランクを設けるのと、ラストスパートを迎えるまでの時期に6ヶ月間のブランクを設けるのとでは、ほぼ同等、もしくは後者の方が損傷が大きいのではないかと私は推測しています。
数々の資格試験に20代後半で合格する人達の記憶力が10代の頃と遜色ないどころか、要領を得て体系化されてくるため、20代後半になっても10代の頃よりも良い功績を残せるとの旨、耳にする事が多いです。
一旦社会人として試験勉強から離れた者が、再び勉強すると、「ブランクを感じる」という旨の発言をよく耳にするのとは対照的です。
座学の場合、年齢よりも「その分野から離れた期間」に左右されるというのが周囲を見た私の実感です。
「国家試験の問題が自分の受験した頃よりも難しくなった」と発言している40代前後の方々は、免許取得後10~15年間以上のブランクが有る事が多く、現職は、「今の国家試験問題は信じられないほど易化している」、「この業界全体の質の低下が懸念される」と仲間内で発言するのも、20年間以上にわたって繰り返されてきた発言です。
そして、20年間以上にわたり、現職は、本音を言わず、学生たちに「あなたたちは学ぶ量が多くなって大変ね」と労いの言葉をかけるのも風習化しています。
何事も、続けていれば、加齢による衰えは或る程度防げるのではないかと思う次第です。
そして、15歳までの児童・生徒の場合、オンラインでも構わないのでなるべく続ける事が重要だと強く思います。