先日、某百貨店内のオブジェに惹かれ、立ち止まって見入っていました。

 

 

 ハッチ(HACCI)という美容ブランドのコーナーのクリスマスコフレの近くに設置されていたものです。

 

 

 こちらの画像のもの。

 ハッチ(HACCI)から提供されているオブジェで、ディテールに凝った造りで、フランスからの輸入品だそうです。

 

 ヴィクトリア調を想起するデザインで、手に鞄を持ったまま立ち止まって観ていると、ハッチ(HACCI)の感じの良い美容部員の方から、「写真撮られますか?」とお声掛けいただいたので、鞄からカメラを出してお言葉に甘えて撮影しました。

 私自身の撮影技術に難が有り、現物の魅力をあまりお伝えできず恐縮ですが、印象的な出来事でしたので、今回投稿することにします。

 

 

 標題の通り、公共の場での撮影や動画投稿時のマナーについて、僅かですが記したいと思います。

 

 携帯電話が普及して約20年、スマートフォンが普及して約10年経ちました。

 特に、最近のスマートフォン内臓のカメラは画質が良く、素人であっても、静止画だけでなく動画も撮影できる機能が備わっている物が多く出回っています。

 また、インスタグラムの普及により、公共の場の魅力的な物へカメラを向ける人が街中で散見されます。

 

 そこで、私がよく足を運んでいる百貨店内に於いても、他のお客様の事を考慮せずに店員の方に無許可で商品やオブジェを撮影したり、酷い場合には、店員の方に新商品を出すよう要請し、撮影だけしてその場から去っていく方を頻繁に見かけます。

 これらの行為は、百貨店が商業施設であると云う特性から、店員の方もあまり強く咎める事ができないようですが、望ましくない行為であることは言うまでもありません。

 目に余るような行為に及んでいる常習犯については、チーフクラスの方が注意喚起を促すようではあります。

 

 現在30代以上の方々は、私も含め、子ども時代に携帯電話の撮影機能の使い方撮影した画像・動画投稿時のマナーについて、正式に教わる機会が無かったと思います。

 

 私自身は、大学生の頃、二つ折りの携帯電話(フィーチャーフォン)をほぼ全員が所有していた世代の者です。

 今のような高画質ではなかったものの、「写メ」と呼ばれる撮影機能が備わっており、通話E-mailのやり取りができる携帯電話を一人一台所有している事が前提として社会が機能していました。

 

 それ故、定期試験中の教室講演会の会場に入る際飛行機に乗る際舞台鑑賞の際など、携帯電話の電源を切る必要が有る場面について、電源OFFの貼り紙などを通して自然に学んでいった記憶が有ります。

 携帯電話の電源を切る行為については、全て合理的理由が有り、それらを理解するよう努めながら、携帯電話を使用していました。

 

 情報漏洩守秘義務について正式に学んだのもこの時期でした。

 

 現在、15年程前の状況から大きく変わり、各商業施設や駅などに於いて、多くの撮影スポットが設けられています。

 中には、ハッシュタグをつけてweb上へ積極的に投稿するよう促す旨が掲示されていることもあります。

 

 今回、明らかに撮影スポットして設置されている場所ではなく、店内に陳列してある商品やオブジェを無断で撮影することについて、躊躇したのですが、店員の方からのお声掛けにて、撮影してもよいコーナーであることが判りました。

 

 盗撮(都道府県迷惑行為防止条例違反)行為に当たらず、法に抵触する訳ではないからどこでも無断で撮影・投稿して構わないという考え方は、時としてマナー違反となります。

 

 大人になって、子ども時代とは社会状況が変わり、正式に教わっていない物事の善し悪しに関する境界線が多々有るように思いますが、責任者の方がそれとなく教えてくださる事が多いので、周りの素振りを見て察知していく事が求められていると強く感じます。

 

 私自身、画像や動画撮影・投稿時のマナーについては時代の流れに合わせて学んでいく必要が有ると痛感しています。

 社会人になった今、「習っていません」と言う事が通用しなくなったので、子どもを持つ親や教育者の方々は、その都度教えていく必要が有ると思います。

 

 大人になって、子ども時代に身に付けていない「常識」の概念を修正していくのは至難の業です。

 撮影・投稿マナーに関しては、一歩間違えると将来の就職にも影響するものです。

 大学の場合、学部によっては、過ちを犯すと留年・退学処分となる場合も有ります。

 

 

 

 【本日のピアノの練習について】

 

 ・バッハ インベンション第1番(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第2番(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第3番(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第13番(暗譜済)

 ・バッハ インベンション第9番

 ・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)

 ・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)

 ・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)

 ・バッハ インベンション第14番

  ・バッハ インベンション第12番(暗譜済) 

 ・バッハ シンフォニア第11番(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)

 ・ショパン エチュードOp.10-4(暗譜済)

 ・その他(スケール、アルペジオ、半音階、その他) 

 

 実は、私が日々ピアノの練習について記載している割には全く動画を投稿していないのも、投稿に際して写り込んでしまう物を避ける事ができない事が一因となっています。

 現在のピアノの配置住宅環境撮影技術、これらの複合的要因により、自宅の内部を一部公開してしまうと、そこから場所の特定へと繋がる恐れがある為、動画投稿を自粛しています。

 

 また、様々な理由により、インターネットが普及して以来、自宅での自撮り写真を一切投稿した事が有りません

 現在はそこまで警戒する必要は無いのかもしれませんが、現時点での私の生活スタンスは上記の通りです。

 

 私が現在受けているピアノのレッスンについては、一切の録音・撮影が禁止されているので、それらを遵守しています

 電子媒体に頼る事がなければ、レッスン時間に集中して聴く事ができるのは或る意味良い環境だと感じます。