本日10月8日の誕生花はオレンジ色のガーベラです。
シンプルな感覚が気に入っていたのですが、オレンジ色のガーベラの花言葉は、「我慢強さ」「忍耐強さ」「神秘」などと言われています。
「忍耐強さ」は茎の形状の印象から納得できる節も有るのですが、「神秘」とは意外です。
本日は10月に入って8日目であるにもかかわらず、日中はまだ蒸し暑さを感じることが多いです。
そのような天候が関連し、ロクシタンのソルベボディジェルとヴァーベナ ハンドクリームをまだ着けていることがしばしば有ります。
ソルベボディジェルは消費量を考慮すると、ひと夏で使い切れるのか不安でしたが、今考えると、下に敷いた布地であるsnidelの夏用のワンピースを未だに着ていることがあることの方に不安を抱くべきです。
写真では判り辛いのですが、昔のsnidel特有の、無垢な少女が身に纏うようなヒラヒラなワンピースです。
数年前から、このような系統のファッションから卒業する事を試みていたのですが、毎年毎季留年を繰り返している感覚。
物持ちが良いのか、「忍耐強さ」が発揮されているのか、新しい物を取り入れようとしないのか、このワンピースがお気に入りなのか、理由は一つに特定できかねますが、今年の夏も着用して外出したのは事実です。
私が通っているバレエ教室だけに見られる現象なのかもしれませんが、大人でバレエを習っている女性は、普段の私服と云うか、お教室へ向かう恰好が乙女チックな方々が非常に多いと思います。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~20番の中から5曲
・バッハ インベンション第1番(暗譜済)
・バッハ インベンション第2番(暗譜済)
・バッハ インベンション第13番(暗譜済)
・バッハ インベンション第9番
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第14番
・バッハ インベンション第12番
・バッハ インベンション第3番
・バッハ シンフォニア第11番
・ショパン 幻想即興曲(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-5(黒鍵)
・ショパン エチュードOp.10-4(暗譜済)
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
本日は、バッハのインベンションとショパンエチュードを中心に練習しました。
◆バッハ インベンション第12番(イ長調)について
曲全体にトリルが多く、軽やかな疾走感、線香花火のような儚い「一瞬の小規模な輝き」を感じることがあるので、つい暴走してしまいがちです。
まずはゆっくり落ち着いて、メトロノーム 八分音符=120,132でトリル無で確実に弾いてからトリルを入れています。
数日前から意識している拍感についてですが、この曲は8分の12拍子で、約分する訳にはいかず、少し考えることが有ります。
この曲を練習し始めると、ショパン エチュードOp.10-5(黒鍵)が上手く弾けるのですが、黒鍵は同じ輝きのイメージであっても、イルミネーションのような人工的な印象が否めません。
以前から感じていた事ですが、ショパンの楽曲は宙に浮いて移動する概念、バッハの楽曲は地に足をつけて立ち止まって周りが移動する概念が私の中に有ります。
◆バッハ インベンション第3番(ニ長調)について
楽譜を見ると、第26小節から第28小節にかけて、右手の音にタイがかかっていますが、こちらに何の装飾記号も記載されていないことに違和感を覚えています。
ウィーン原典版の楽譜
ヘンレ原典版の楽譜
ドレミ出版社の楽譜
それぞれ、上記添付画像の赤枠で囲んだ部分が該当します。
上述のような箇所は、J.S.バッハの時代に使われていた楽器がチェンバロであることから、トリルを入れるのが自然なのではないかと私は考えているのですが、3版確認した結果、3版ともトリルは入れられていませんでした。
ピアノフォルテでの練習曲として出回っているが故の記載なのか、私の認識が致命的に間違っているのか、現時点では判りませんが、自然な印象になるよう自己判断にて適切だと思われるトリルを入れて練習しています。
◆本日の感想
最後にショパンの幻想即興曲を1回流すように気負う事無く弾いてみたところ、今年に入って一番の出来だと思える幻想即興曲になったので、気分良く本日の練習を終えました。
インベンション12番とショパンの黒鍵に心酔していたところ、構える事無く取り組んだ幻想即興曲が想定外の出来で驚いています。
そして、Op.10-4について、今年2~3月頃の完成度を取り戻しつつあります。
このように、満たされた気分になってしまった結果、本記事投稿前に眠りについてしまいました。
或る種の燃え尽き症候群の兆候のような気がしてならないので、程々に取り組んでいきたいと思います。
時を止めることは不可能なので、世間の刻む規則正しいリズムに乗っていけるよう留意しようと思います。
まず、この天候が続いては、身の回りの物に関して夏を卒業できないのですが、記事投稿前に眠りにつく習慣を正していくことが当面の目標です。