白い百合の花の開花の様子の写真がお気に入りです。
8月に入り、ピアノを習い始めたので、この件を少し記します。
先月体験レッスンを受け、正式に今月から習い始めることにしました。
先生に色々とお話しした結果、バッハのインベンションを習う予定が、
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)
・ショパン バラード第1番 のパート分けした或る部分
この2曲を使って様々な事を教わる事になりました。
私自身、まさかこのような展開になるとは全く予想していなかったので、バラード第1番の楽譜はレッスン室に持って行っておらず、該当部分については自己流で「音を出しているだけ」の状態でした。
過去(と云っても高校時代や今年の冬)に少し練習しただけの部分が使用されるとは意外でしたが、色々な引き出し方が有るものだと感嘆しました。
実は、私が「この部分はもう練習してもこれ以上巧くならないのではないか」と、今年1月に諦めかけていた箇所だったので、驚きました。
ショパンのバラード第1番については、フィギュアスケートの羽生結弦選手がSPで使用した曲として広く知られています。
私自身は、フィギュアスケートにショパンのバラード第1番が使用されていることをピアノを再開してから初めて知りました。
10~20代の頃はあまりこの曲の良さに気付かず、当時大好きだったバラード第4番と共に或る時期ほぼ毎日夜に聴いていた曲のうちの1曲でだったのですが、ピアノを再開してからバラード全4曲の中で第1番が1番好きになりました。
「どの曲をどうレッスンするか」とはまさにこのことです。
ショパン エチュードOp.10-12(革命)については、毎日毎日(本当に毎日)最低1回は通して練習している曲なので、楽譜を数種類持っているのですが、バラード第1番の楽譜は今手元に1冊有るのみです。
この先生とのご縁を大切にしていきたいと思います。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~20番の中から10曲
・バッハ インベンション第1番
・バッハ インベンション第2番
・バッハ インベンション第13番
・バッハ インベンション第14番
・バッハ インベンション第4番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第7番 (暗譜済)
・バッハ インベンション第8番 (暗譜済)
・バッハ シンフォニア第11番
・ショパン ワルツOp.64-2(嬰ハ短調)
・ショパン ノクターン第20番(遺作)(暗譜済)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)(暗譜済)
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
ここ数ヶ月毎日、「その他」として記している中に、ショパンの有名曲の有名部分だけ抜粋して練習していた部分が相当有ります。
このような練習の仕方は作曲家への冒涜なのではないかとも一時期考えていたのですが、大人の趣味に於いてはこのような練習方法・レッスン方法も有るのだと、私自身の認識が少し変わりつつあります。
肝心なバッハのインベンションについては、再び教わる事になるかもしれないので、引き続き練習していこうと思います。
いつどのような展開になるか、と云うよりも、自分自身で少しずつでも練習を進めていっていたが故の「ご縁」なのか、「必然」なのか、もはや解りませんが、大人の場合は、レッスンに臨む際、最初の自己紹介の仕方が大切なのではないかとも思います。
私の様々な意図を汲み取ってくださった先生に感謝すると共に、今後、その善意に甘えることなく自ら予習できる範囲については事前に学んでレッスンに臨みたいと思います。