若々しく華やかな黄色い百合が咲き乱れている様子です。
以前ゆり園を訪れた時の写真ですが、今の時期が百合の見頃です。
黄色い百合の花言葉には、「陽気」「偽り」というものがあります。
こう聞くと、一時的に華やかそうで現実は全くそうでは無かったというような、外と内との相反する二面性や、脚光を浴びるのは一瞬で儚いひとときを表しているかのように捉えられます。
もしくは、空元気のような概念です。
しかし、実体の有る花そのものが、生息期間の中で人々から賞賛される期間が短く、注目を浴びる事がほとんどない根や茎と対照的な存在である事を考えると、全ての花は「陽気」「偽り」と言っても過言ではないかもしれないと思います。
【本日のピアノの練習について】
・ハノン 1~20番の中から10曲
・バッハ インベンション第4番
・バッハ インベンション第8番
・ショパン 小犬のワルツ
・ショパン ワルツOp.64-2(嬰ハ短調)
・ショパン ワルツOp.34-2(イ短調)
・ショパン ワルツ Op.18(華麗なる大円舞曲)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)
・ショパン エチュードOp.10-4
・ショパン エチュードOp.10-8
・その他(スケール、アルペジオ、その他)
昨日、「ショパンエチュードはどの楽譜を使うべきか」について少し述べましたが、楽譜の出版への経緯を調べる事無く実践(ピアノの鍵盤に向かって練習)に入ってしまったので、この件は保留にします。
本日は比較的時間が取れたので、「華麗なる大円舞曲」にも着手出来ました。
この曲については、第94小節の右手の運指が不思議な事になっております。
上記添付画像はパラデフスキ版の楽譜ですが、問題は、下記添付画像の全音楽譜出版社の楽譜です。
赤枠で囲んだ部分が43とオーバーラッピングされています。
此処に関しては、上記添付画像のパラデフスキ版の楽譜の運指を採用した方が良さそうです。
「そもそも何故オーバーラッピングする指示が記されているのか」、この点が一番疑問なのですが、記載通りに弾いてみても全く疑問が解消されなかったのでこの件も保留にします。
実は、この曲で一番難儀しているのは暗譜です。
エチュードOp.10-8は第28小節までならば暗譜は確実だと言えるのですが、「華麗なる大円舞曲」に関して言えば、暗譜が出来る兆候が全く有りません。
ワルツOp.64-2(嬰ハ短調)と小犬のワルツの2曲はそれぞれ中間部のパートの左手の一部を確認するだけで、ほぼ暗譜出来ているのですが…。
小学生の頃、習ったはずの曲を完全に暗譜出来ていない事の方が問題なのかもしれませんが、毎回ランダムにどこかの左手のバスの音を1~2回チラチラ楽譜を見て確認しているのが現状です。
本日着手したショパンのワルツ全般に言える事ですが、生硬な音と云うか、高校一年生が初見の新聞記事を音読させられているような感覚なので、もう少し「馴れ」が必要だと痛感しました。
暗譜出来る程弾き込まなければ偽りのようにしか感じられないと云う事にも漸く気付きつつあります。
各パート毎に「憶える」事を意識して明日から取り組んでいこうと思います。