薔薇園にて魅了された薔薇の回想から記載致します。
「キャサリン・モーリー(Kathryn Morley)」と云う名のこの薔薇は、モーリー夫妻が命名権を落札し、18歳にして亡くした自らの娘の名前を付けたというもの。産出国はイギリスです。
この命名の由来を知ったからでしょうか、10代後半の純粋無垢な乙女がたおやかに生きる様を象徴しているかのように感じられるのです。
薄い桃色と云うのもそれに拍車をかけています。
本日のピアノの練習について。
・ハノン 減7の和音のアルペジオ、属7の和音のアルペジオ
・モーツァルト ピアノソナタ第11番 K.331 第3楽章(通称「トルコ行進曲」)
・ショパン エチュードOp.10-12(革命)
・ショパン エチュードOp.10-4
・ショパン エチュードOp.10-5(黒鍵)
・ショパン エチュードOp.10-8
・ショパン エチュードOp.25-11(木枯らし) 第30小節目まで
・その他(ハノン スケール等)
ハノンに50分間以上(恐らく1時間以上だろうと思われます)費やしております。
減7、属7の和音のアルペジオの練習に取り組んで実感した事ですが、左右共に4,5の指が弱すぎます。
ハノンの1~20番を全て弾いてみて、14番→13番→その他、の順に弾きにくいので、14番と13番を毎日様々なリズム変奏で練習する事を基礎練習のプログラムに組み込みたいと思います。
ピアノを再開し始めた頃の昨年2月上旬以降、2番、3番、7番、20番の4曲については苦手意識が強かったので、昨年夏までこの4曲だけは固定して練習曲として取り入れておりました。次第に7番よりも11番、12番の方が問題有と云う事情で逐一練習メニューを見直し、毎日1~20番の中から6~10曲を練習に取り入れるのがこの一年間の流れでした。
リズム変奏について言えば、全体的にスタッカートが絡むと苦手なので、この件を課題としていこうと思います。
ハノン38番について、現在は原曲のハ長調のまま練習しておりますが、移調して使えそうな教材なので、移調を視野に入れて取り組んでおります。
そして、スケールについてですが、4オクターブを3往復したら強制的にカデンツに入る習慣をつけ、未練がましく6往復も7往復もしている暇があればカデンツの練習をするよう心がけております。
苦手な短調も今週中には全てメトロノーム四分音符=120で問題無く4オクターブを2往復出来るよう、毎日取り組んでいきます(長調は全て四分音符=132で練習済)。
今月は「革命のエチュード強化月間」と云う事で、ショパンのエチュードOp.10-12(革命)について。
和音の運指の見直しと云う事で、上記添付画像の第80小節の右手の赤で囲んだ音は5、水色で囲んだ2音は2と4でとり、第81小節の4音からなる和音を1245でとる癖がついておりました。
この場合、第80小節の全音符を途中から無視しているどころか二分音符すら認識していない可能性が濃厚である為、水色で囲んだ2音は3と4に見直して練習し直しています。
上記添付画像の第72小節について、右手のアルペジオの記号が付いた箇所は124、その後のメロディー部分は(4)→54345→2→(次の小節の二音は15)を採用している(※画像と文字との色について、全て対応しております)のですが、此処も意外に侮れません。
地味な箇所ほど軽視しがちで、普段あまり気に留めない為、強化月間に全て細かく点検しておく必要が有ります。
昨年4月頃、この箇所は右の3,4,5のみで何度か練習していた記憶があり、当時は手こずった箇所でした。
…いつ「2」が出現するようになったのか判りませんが、此処も全音符を無視している可能性濃厚なので明日の練習時再点検予定。
上記添付画像の第81小節から始まる両手ユニゾンの箇所について。
右手は4321の繰り返し、左手は212431の繰り返しでこのウィーン原典版の楽譜通りです。
再開し始めの両手ユニゾンでつっかえていた頃が懐かしいですが、この箇所は他のユニゾン部分と比較して今でもあまり綺麗に揃っていると言えないので、部分練習必須です。
ショパンエチュードはOp.10-4にばかり気を取られ、寝ても覚めてもOp.10-4の練習をしているのですが、今年1月頃、革命が話にならないレベルで雑になっていた事に気付き、強化月間と規定しました。
Op.10-4の場合、指の動き云々よりも体重移動と呼吸法が鍵を握る気がします。
Op.10-5(黒鍵)が革命より相当難しく感じるのですが、単なる不慣れだと信じたいです。
ショパンエチュードに魅了され、本気で練習すると、毎日がハリウッド女優並みに忙しい生活になり、携帯電話を見る暇すら無くなりますので、程々に日々練習に励みたいと思います。