日に日に暖かくなるにつれ、柔らかな陽射しから紫外線を感じるやや攻撃的な陽射しを感じます。

 このような気候の中、マチルダ(Matilda)と名付けられた、一見するとカーネーションに似た風貌を持つ薔薇を想起しております。

 

 

 マチルダフランス産で、花弁の縁が紅色を呈しており、内側が仄かに桃色を秘めた白色。うら若き乙女が微笑む姿のようで、愛おしさを隠しきれません。

 添付画像は或る年の5月上旬に訪れたバラ園のもので、現在は植物園巡りに思いを馳せる日々を過ごしております。

 

 本日のピアノの練習について。

 ・ハノン 減7の和音のアルペジオ、属7の和音のアルペジオ

 ・ショパン ノクターンOp.9-2

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命)

 ・ショパン エチュードOp.10-4

 ・ショパン エチュードOp.10-8

  ・その他(ハノン スケール等)

 

 本日はハノンと赤文字で記したショパンエチュードに重点を置いて取り組みました。

 バッハインベンションも夏までに数曲取り組みたいのですが、今月この調子でピアノの練習を続けているとハリウッド女優並みに忙しい生活になりかねない為、肝要点を外さないよう少しずつ進めていきたいと思います。

 

 ハノン減7の和音のアルペジオ属7の和音のアルペジオについて、理論よりも先に「習うより慣れよ」と云うスタンスで取り組んでおります。

 属7の方が減7よりも弾きにくい気がするのですが、左手の4,5の問題ならびに右手の4,5の非独立性が懸念されます。

 スケールについては、先月まで苦手だったロ短調も本日はメトロノームで四分音符=120で4オクターブを2往復出来て一安心。とは言え、何度かリズム変奏を繰り返し、6往復程した後に臨む形式で練習しているので、1往復目でしっかり決められるようにしたいです。

 

 今月は「革命のエチュード強化月間」と規定しておりますので、本日も革命に丁寧に取り組んでいきます。

 第25小節~第27小節は私がこの曲の中で一番苦手とする箇所です。

 

 

 ウィーン原典版の楽譜によると、第27小節の左手ので囲んだ音が十六分音符ですが、付点が付いている楽譜も数多有ると思います。

 
 
 全音楽譜出版社の楽譜によると、第27小節の左手ので囲んだ音に付点が付いており付点十六分音符となっております。
 
 この第27小節の問題点は、右手赤枠で囲んだ部分です。
 革命のエチュードの最難所とも呼ぶべきか、私が苦手意識を抱いている部分で、メロディーを担う部分であるが故、しっかりと音を出さなければならない上、右1,2,3を保持したまま5→4と取るべき5→5と進むべき迷う余地さえ有ります。
 ウィーン原典版の楽譜を確認しても指番号が記載されていない為、今年に入って気付いたら5→5と進む癖が付いていたのですが、それは横暴ではないのか…と思っても、やはり5→5がしっくりくるのです。
 以前、5→4で取っていた記憶が有るのですが、指が自然と5→5と進む癖が付いてしまった模様。
 
 ピアノを再開した時も感じたのですが、この3小節に関しては突出して難しく感じるので、ここを何とかして克服しなければなりません。
 この状態でOp.10-8の練習も並行しているとハリウッド女優並みに忙しくなるので、Op.10-8は部分練習のみ行い、通しておりません。
 
 革命左手の練習曲と呼ばれておりますが、右4,5の練習の要素が強いと思います。
 最近Op.10-4ばかり練習していたのでOp.10-4の方が弾き易い曲になっておりましたが、左手の練習曲としては、様々なパターンが出現するOp.10-4の方が適任かと…。
 そして右手はOp.10-4の方が楽だったのではないか、と…。
 
 革命のエチュード強化月間を過ごしていると、昨夜にピアノが出て来て「革命のエチュードを綺麗に弾き切るまで部屋から出られない」設定で軟禁されておりました。
 現実は少々拙くても生活に支障は無いので今ブログの更新を無事行う事が出来て良かったです。