「衣通姫(そどおりひめ)」と名付けられた薔薇が存在するのです。

 「衣通姫」と記載して「そおりひめ」ではなく「そおりひめ」と云う固有名詞が名付けられております。

 その古風な名前から察する通り日本産です。

 源氏物語の世界にでも出て来そうなその響きから、着物を纏った高貴な女性を想起してしまいますが、残念なことに名前の由来はよく知られていないそうです。

 

 

 地面に這うように咲く姿がまさに和装の女性が淑やかに佇む姿に重なります。

 過去に薔薇園を訪れた時のデータですが、今年も見頃を迎えたら薔薇園へ赴きたくなりました。

 

 これから、バラ科の植物が次々と開花する時期に差し掛かります。

 

 

 本日のピアノの練習について。

 ・ハノン 減7の和音のアルペジオ、属7の和音のアルペジオ

 ・ツェルニー30番練習曲 11番 15番 22番 27番

 ・ショパン ノクターン第20番 遺作

 ・モーツァルト ピアノソナタ第11番 K.331 第3楽章(通称「トルコ行進曲」)

 ・ベートーヴェン 月光 第3楽章

 ・ショパン エチュードOp.10-12(革命)

 ・ショパン エチュードOp.10-4

 ・ショパン エチュードOp.10-8

  ・その他(ハノン スケール等)

 

 主に赤文字で記したショパンエチュードに注力しております。

 Op.10-8に特化してここ1週間練習を続けて気付いた事ですが、Op.10-4練習時の勢いで取り組めば慣れで何とかなりそうな部分も有ります。

 中間部に関しては、実はOp.10-4の方がメカニック的には難しいのでは…と思うのですが、Op.10-8の全体の雰囲気として「流れるような美しさ」が重要で、「激情」「噴火」想起させるOp.10-4とはまた違った取り組みが必要だと思われます。

 そこで、最初から通してみた時、右手の粗が目立つので、シューベルト即興曲Op.90-2を少しやり直してみました(この曲の気高さが畏れ多く練習内容の「その他」にまとめてしまいましたが)。

 そして、ハノンの重要性を痛感して必要だと判断した項目へ戻る事の繰り返し。

 

 Op.10-8の演奏をYouTubeにupしていらっしゃる方々皆様お上手で、私が練習しているのとは別の曲のよう…。

 あの中間部の神秘的な音を出せるようになるまでにどれ程の訓練が必要なのか考えると気が遠くなります。

 何回弾いたのか、「今どこを弾いているのか判らなくなる」事もしばしば…。

 最初、左手の装飾音符を付けるのが難しい箇所は全て省いて練習していたのですが、来週から付け始めようと思います。

 

 革命はゆっくりやり直した後、インテンポで通して弾いてみると意外に上手く出来たので、丁寧に重箱の隅をつつくつもりでやり直してみようと思います。

 

 スケールについて、ニ長調よりもニ短調の方が出来が悪い事に気付いたので、全体的に長調よりも短調中心に強化していく事にします。

 先月までロ短調が苦手だと認識しており、毎日様々なリズムでロ短調の練習をしていたら、相対的にニ短調の方が苦手になっておりました。

 ゆっくり様々なリズム変奏で練習した後、四分音符=112で4オクターブを2往復→カデンツ の流れにしているのですが、何往復もしている割にカデンツを弾く回数が少なすぎるので、3往復したらカデンツに入るルールを取り入れようか迷っております。カデンツに入ったら未だに楽譜を見て音を再確認しながら練習している調が有るぐらいで、これはスケールの中に1調でも暗譜出来ていない調が有ると云う由々しき事態です。

 

 トルコ行進曲について、暗譜出来ました

 十六分音符のパートの左手の暗譜がすぐ飛んでいたのですが、昔一度覚えた曲なので、再暗譜はまだ楽です。

 モーツァルトのピアノソナタ第11番は、全楽章を通して昔習ったはずなので第1楽章ももう一度やり直してみます。

 

 毎日ハノンだけで40分以上費やしている気もするのですが、ショパンエチュードOp.10-4を練習すると体力消耗するので(指よりも腕よりも肩甲骨から使っている…?)ハノンはやはり削れません。