昨今、外出自粛が望ましいとされる中、趣味として取り組むのに相応しい事と一つとして、ピアノが挙げられると思います。
私自身、昨年1月末から再開し、練習に励みだした頃丁度緊急事態宣言が発令されたので、周囲の人達からもピアノは昨今の情勢の中楽しむには良い趣味だと言われました。
友人の中で、以前から陶芸や漆器作りを嗜んでいる人が、外出を控えざるを得ない昨今、その趣味が非常に役立っていると言っております。
web上にも、ポーセラーツが最近大人の習い事として普及しているようで、デザイン性の有る物を創り上げるのが好きな方々には非常に好評なようです。
一方、ダンスやスポーツジム、ヨガ、バレエ等は身体を動かすと云う点では健康上良いのでしょうが、どこか施設に通う必要が生じ、一時期は続ける事自体難しくなったと思います。今はダンス系の習い事もオンラインレッスンが開講されており、新たな形で再生しつつありますが、昨年3~5月の間は休業していたお教室も多いのではないでしょうか。
かく言う私も、通っていたバレエ教室が休業していた間、再開されるのか常に不安が拭えない状態が続いておりました。
また、Amebaの中には凝ったお料理を頻繁に作っていらっしゃる方々を見かけますので、自宅に居る時間が長くなった方でお料理の腕を磨いている方も多いと思います。
アートのようなお菓子作りに凝っていらっしゃる方々のブログを楽しんで拝見しています。
私も、昨年は花梨シロップやジャム等を作りました。
ピアノの件ですが、昔習っていて再開した方も多いようですが、大人になって新たに始められた方が多い事に驚きました。
自宅に練習環境を整えれば、天候に左右されず、1人でも楽しむ事が出来、練習し始めるとあっと言う間に2時間以上経過してしまいますので、自宅で時間を持て余している方にも、多忙な中時間を捻出しなければならない方にも、昨今の情勢の中続けられる趣味だと思います。
本日は起床後、朝食前の練習は控え、朝食をしっかり摂ってから60分練習して出勤しました。
朝の練習の時間配分を再考したいところですが、ハノンに「最低限」取り組むには、最低30分間必要で、これをタイムロスと捉えるのか、必要なウォーミングアップと捉えるのか判断に迷います。
指練習を1~2分に短縮し、今練習している曲に入ると、指の独立が不安定であるが故に起こりがちな事が多々有り、ハノンを含めたウォーミングアップは現段階では最低30分間必要なのではないかと云うのが私の見解です。
朝からハノンに取り組んでいる間、最近は瞑想とも目覚ましともつかぬ効果を感じるので、ハノン自体が趣味になりつつあるのですが…。
ショパンの黒鍵のエチュード(Op.10-5)の一部がロマンチックになりつつあるので、もっと金属的な硬く跳ねる感じを出せるように日々鍛錬を重ねていきたいです。
その前に、テンポを上げなければならないのですが…。