全国的に冷え込みが激しく、インフラに支障が出る程の大雪に見舞われる地域のニュースも報道で目にするようになりました。
雪国にはあまりご縁が無い私ですが、ふと気になった事が…。
この季節のバレエのレッスン時、レッグウォーマーを着用する方が多いようです。
実際、バレエ用品を扱っている店舗での売れ行きも好調なようで、需要も有るようですが、私は一度もレッグウォーマーを着用した事が有りません。
身体の動きが判り辛い、荷物になる、etc.色々と理由は有りますが、決定打となる要因は、脚の冷えを感じない事だと思います。
体質は個々の特性に委ねられる要素が強いので、人それぞれ方針は有ると思うのですが、レッグウォーマーに関しては秋口から着用率が上がるように思えます。
体感ですが、ワインレッドとパープルの確率が高い傾向。
私はバレエタイツ1枚のみ派で、2年前からチャコットのベネローゼタイツを愛用しております。毎回レッスン後に洗濯してもどこかに引っ掛けない限り劣化を感じさせない素材で非常に有難いです。現在2足のみの所有で、ストックが無い為、買い足そうと思っています。
冷え込みが激しい季節にレオタードの上に着用するトップスですが、ニット素材では無いタイプの桜色の物を昨年から使い始めました。
周りを見ると、すみれ色や白、etc.パステルカラーが多いです。
ウォーミングアップが終わると直ぐに脱いで上半身はレオタード1枚になるので出番はあまり無いのですが…。
このレオタードの色やトップスの色で或る程度性格やレッスンに臨むスタンスもタイプ分けされるようで、面白いです。
個人的に、テクニック的に巧いお姉さまはブルー系のレオタードの確率が高いと思います。
淡い色のレオタードを選ぶ方は、更衣室でもほんわかした雰囲気を醸し出している傾向。
脚の冷えを感じない割に手の冷えを感じやすい私は、ピアノの練習前手をほぐす事や肩甲骨から身体をほぐす事に難儀しております。
この季節はショパンのノクターンに頻出するトリルが上手くいかない事が多く、ウォーミングアップにハノンの21~26番の中から適切なものを選び、スケールやアルペジオ、保持音等を含め毎朝20分程度ハノンに時間を割いております。
本日は、伸び悩んでいたショパンのEtude Op.10-4の部分練習に丁寧に取り組み、部分練習だけで40分間経過しておりました。
2回しか通し練習をしていない訳ですが、細部に丁寧に取り組む事が実を結ぶ事も有るので、速い曲だからと云って細部を誤魔化さずに、真摯に取り組んでいきたいと思います。
バレエに於いても、ヴァリエーションに入ってもストレッチやバーレッスンを欠かさないのと同様、基礎は侮れないと思います。