旦那さんの友達がパン屋経営してるのですが、
最近真面目で仕事をちゃんとこなす黒人のパン職人(仮名、ウィル)を雇ったそうです。
友達は彼の仕事に満足だが、客がそうじゃないっぽい。
このパン屋は売り子がまだ来ない早朝は職人が少し販売もするのだが、
ウィルが接客に出ると、
やっぱりいいや、と言ってどこか行っちゃう人がいる。
また、さっきまでにこやかだった婆の顔が急に厳しくなったり、
他の売り子はいないの?と言ってきたり。
ウィルと目を合わせないように注文したり・・・・。
ジジババに人種差別者が結構いるんだってさ。
年配者には「パン屋=フランスの物=フランス人=白人」 って思い込みがあるっぽい。
黒人に対する差別ははっきりと存在しているっていう事実。
このパン屋はフランスの典型的なパンだけじゃなく、北欧風のパン等も作ってるそうで、
婆の客が(この客もウィルが接客に行ったら無視してきた・・・)
仕方ないのでオーナーがレジに行って接客に入ったら、
「なんで他の国のパンがあるの?フランスのパンが一番美味しいでしょう?」
とこの婆が言ってきた。
井の中の蛙かよ
「フランス人だけのためのパンを作ってるわけじゃない。
フランスに住んでるのはフランス人だけじゃないだろう、
色んな人がいるだろう。
パンの種類も多い方がいいと思わないか。」
と言ったら、婆が黙ったってさ(笑)。
オーナー、グッジョブでござる!
フランスって、普通にいろんな人種が住んでるのにまだそんなあからさまな差別があるんだなあと思ったよ。
職種にもよるのかもしれないけど、この話を聞いてちょっと驚いた。
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