いらっしゃい!タウンシップの子どもたち! | 南アフリカでシュタイナー教育〜やんちゃ男児たちの子育て日記〜

南アフリカでシュタイナー教育〜やんちゃ男児たちの子育て日記〜

日本人夫婦による2010年&2012年生まれの男児2人の日本でのバイリンガル子育ての記録で始めたブログ。
2017年夏からは、夫の駐在先・南アフリカでのシュタイナー学校の様子などを伝えながら、生活の中から見えるアフリカの魅力などをお伝えしています。

2月中旬
やんちゃたちが通う
シュタイナー学校の幼稚園の
アシスタントティーチャーから
「ちょっと相談があるんだけど、、、」
と連絡が来ました。

なんだろう⁇
と思っていたら、、、

彼女が住んでいる
タウンシップの子どもたちを
我が家に連れてきて
プレイデートをしたい
という。

もちろん!

このアシスタントティーチャーは
実はタウンシップにある
シュタイナー学校の出身。

今、シュタイナー学校の先生に
なるために勉強中

彼女は仕事から戻ると
毎日夕方6時に
タウンシップの
近所の子どもたちを集めて
いろんな本を読んであげているという

最初は数人から始まったこの習慣
今では毎日10数人の子どもたちが
やってくるようになったらしい


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そして私は
特に経済的に困難な状況にある
子どもの教育支援に関心がある

10数年前には
南アフリカのリンポポ州で
HIV陽性者やエイズ孤児達の
支援に関わっていたこともある

でも今は駐在妻という立場で
なかなか自由にタウンシップに
行ったりできないショボーン

このタウンシップには
学校のボランティアチームと
一緒に2回ほど
シュタイナー学校に
行ったことがあるだけ

現場が近くにありながら
現場に入れないこのジレンマショボーン

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そんな私に
アシスタントティーチャーは
タウンシップから出たこともなく
白人と会ったこともない
タウンシップの子どもたちに
我が家のやんちゃたちと
交流させたいと申し出てくれた!
(私たちは白人じゃないけどね)

早速 日程を調整して
今日それが実現しました!


チャリティではないから

我が家までの交通費は

各家庭持ち


私はサンドイッチと

果物、スナック、飲み物と

会場を提供する

ということになりました照れ


交通費は往復で

僅かR30(240円)程度


でもこの金額を各家庭が捻出するのは

結構大変なこと。


ある子どもが6人いる

家庭は何とか1人分を捻出して

送り出してくれたという


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アシスタントティーチャーが

最初にこの案を子どもたちの

親に話した時


「あなた頭がおかしくなったの?」


と言われたそうです。



実際に私もママ友たちに話したら

必ずしもポジティブな

反応ばかりではなかった



タウンシップから我が家までは

車でわずか30分ほどの距離



でも心理的距離は

思っている以上に

遠いのかもしれないショボーン



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さて本日

ようやくタウンシップの

子どもたちとの

プレイデートの日がやってきた!


3歳から14歳までの

子どもたち12人が大集合!


昨日までは7人と聞いていたけど

何とか交通費を捻出した

子どもたちがバス乗り場に

集まって来たらしい照れ



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子どもたちはシュタイナー学校には

通っていないけど

まずは輪になって

グリーティングスパイラル


ひとりひとり握手をして

しっかり見つめ合いながら

挨拶をしました🤝




みんなの一番の楽しみはプール!


半数以上が泳ぐの初めて!

まずは、水の安全について確認


やんちゃたちが

ボーイスカウトで学んだ知識が

役に立ちました爆笑



3歳の男の子は
まるでリゾート🏝


一時間ほどプールで遊んだ後は
日本の伝統⁈ スイカ割り!

これ、かなり盛り上がりました!


そして 男の子たちはサッカー⚽️
女の子たちはプールとトランポリン


遊んだ後は腹ごしらえ。
60枚分のパンで
大量のピーナツバター&
ジャムサンドイッチ🥪
を作りましたが、
子どもたちはペロリ平らげました爆笑

その後は、
少し落ち着くために折り紙タイム

私は簡単なハート♥️を
作ろうと思っていたら
次男は男子たちを集めて
飛行機✈️を折り始めてました爆笑

なかなか頼もしいニヤリ




そして、私は女の子たちと
ハートを折りました♥️


あっという間に2時間が過ぎ
お別れの時間えーん

夏が終わる前に
また遊びにおいでー!

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ヨハネスブルグには
大きなプールがある施設は
いくつもある

でも入場料がR100-150はかかる

正直、私たちには
大したことのない
金額かもしれない

でもR30の交通費すら
捻出するのが困難な
家庭の子どもたちは
そのような施設にはなかなか行けない

ちなみにここ南アフリカの
ドメスティックワーカーの
日当はR200〜300が相場

この国の経済格差は
半端なく大きすぎる

この格差は縮まることは
一体全体あるのだろうか、、、

と、たまに悲観的に
考えてしまう時がある

でも、だからこそ
子どもたちには
できる限りの可能性を
与えてあげたい

私ができることは
本当に限られているし
自己満足の範囲を
超えられていないかもしれない

でも今いるところで
できうる限りのことに
取り組んでみたいと思うのです照れ