山椒の秋 | 菊と斧

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秋が来て今年も山椒の実が真っ赤に色づいた。

 

 

初夏の頃、青山椒でちりめん山椒は作ったが、赤い実を利用する予定はない。

例年通りキジバトが来てしきりに食べている。

1ヶ月後には食べ尽くされていることだろう。

 

ハトは丸呑みしているので辛さを感じてはいないのだろう。

だが、キジバトは今の時期も繁殖を繰り返しているはずで、雛に与える餌は平気なのだろうか。

ハトはピジョンミルクと言って、親ハトが食べて胃の中で消化したものを吐き戻して雛に与える。雛は親ハトの口の中に頭を突っ込むようにして餌をもらう。山椒の実を消化したものももらうと思うのだが、毎年のことなので、人間が心配するには及ばないのだろう。

 

赤い実を利用する予定はないと言ったが、少しだけ利用させてもらうことにした。

 

ヤブランと一緒に