三十日月

今日は旧暦の七月二十九日。

今月は小の月なので明日から八月。

今朝は雨が降っていたが、雲の向こうにはこんな月があったはず。

これは2013年12月2日、旧暦の十月三十日に現れた月。

今朝はもし雨が降っていなかったとしてもこんな月は見ることができなかっただろう。

ものの本には三十日月（みそかづき）はありえないことの代名詞とも書かれていた。

だが、条件さえ揃えば見ることは不可能ではない。

もうすぐ中秋の名月だが、三十日月を見るのも一興。

月は隈なきをのみ見るものかは。