誰しも1度は通る道であろう。

「ご飯なに食べたい?」という無限とも言える選択肢の中から1つだけ選ぶ最難関ミッション!


好みや気分が決まっている人にとっては至極簡単、難易度イージーなことだろう。


しかし、しかしだ!


人間とは優柔不断であり怠惰である。

その結果はお分かりの通りだ。

「なんでもいい」の一言に尽きる。

そう、イラつかせる言葉No.1だ。


作る側からすれば1番困るパターンだ。

そして作ったら文句言われてイラっとする。

「じゃあ言えよ」と。

理解はできる。


しかし、しかしだ!(2回目)


聞かれた側の立場にもなってほしい。

冒頭にも言った通り選択肢は無限とも言える。

食文化が発展し過ぎた弊害だ。

その中から1つを選べと言わば思考も放棄したくなるものだ。

実際問題、食に関心が薄い人或いは腹が満たせればいい人においては本当に「なんでもいい」のだ。


外食であればレパートリーの多いファミレスにでも行けばいいだろう。

問題は手料理の場合だ。

材料、手間、時間などが考慮されることだ。

簡単なものと言っても千差万別。

得手不得手があるように、また簡単も人それぞれ変わってくる。

世間一般は所詮大多数の意見主張に過ぎない。

そして何より大事なのは作れるか、だ。


そこでニンゲンは声を大にして言いたい。

仮に言ったとして果たしてそれが出てくるか?

答えは否だ!(※時と場合によります。)

材料等の問題で無理と断られたら答える側だってイラッとする。

「じゃあ何ならいい(作れる)のだ」と。


明確な答えは存在しない。

ならばどうするか。

お互いの落とし所を見つける他ない。

例としてあげるならば外食が分かりやすいだろう。

つまるところ選択肢を設けてやればいい。

数個の中から選ぶ程度なら大して苦労はなくなる。

何も料理名を上げろとは言わない。

例えば「パスタか鶏肉ならある」とでも言われればそれだけでもだいぶ変わってくるものだ。


あとはまあ、作る側が「何でもなら文句言うんじゃねえぞ」と圧をかけるぐらいしか思いつかんな。


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この題材はよく見かける。

「なんでもいい」を悪とする。

否定はしないが決めつけるのも良くはない。

思いやりが欠けてるのは果たして一方だけだろうか。