先週…じゃない


先々週のお話し




野を越え 山越え


ガタガタゴトゴトリムジン後ろリムジン前


一路大阪へ


高速道路は大回りだしつまらないショボーン 

なるべく一般道を通る


そうすると色々な発見がある


なんか 良さそうな道の駅だとか

峠のここからの眺めが最高だとか…


ナビは設定してあるけど、まぁたいがい無視して迷走するから かなり余分に時間がかかる



そして妹の家到着




まずは晩ご飯を頂いて 猫と遊ぶ


みんな性格が違うようで面白い






そしてゴールデンの散歩

パワー負けして引きずられる笑い泣き


散歩を終え帰り着くと妹が


「どこまで行ってた!?」と聞くので説明する


どうやら行ったことも無いような場所に連れて行かれていたようだ


僕が普段の散歩コースなど知らないのを分かっていてのコース取りか…


策士だな…えー




このゴールデンは女の子だけど破壊王だ


この新品のベッドが



1時間経たずにこの有様だ笑い泣き


一応 反省はしているようだショボーン



電線なども噛んでしまうので、安全のため大きなサークルに入れられている


サークルの中で尻尾をちぎれんばかりに振って


「ねぇ!もっと遊ぼうよ!」


と言っている



仕方ない サークルから出すわけにもいかないので、僕がサークルに入って遊ぶ


もう 揉みくちゃの 傷だらけの 毛だらけだ


でも本当にかわいい照れラブ




そして寝る 電気を消す…


おやすみなさーい💤


でも 何だかんだと 午前4時まで話してた



2時間後の午前6時 目覚める


大阪府とは言え、ほぼ奈良県という場所の朝は痛いほど冷え込む 5℃だった


僕は名古屋人のメンツを賭けて、Tシャツ一枚で外に出て喫煙タイム


花の都 東京様にはとても勝てないが、何だか大阪には負けたくないという…


古から脈々と流れる名古屋人の血がそうさせるのだおねがい


そして


妹の家が女世帯なのをわかってて 変に距離を縮めてくるという隣人のエ○爺さんを軽く威嚇する


○ロ爺さんは 決してこっちを見ない…


じーっと見る僕


爺さん逃げる爆笑


たぶんもう大丈夫だチュー


鼻水も全開だ不安




そして出発


大阪の地理はイマイチ覚えづらい



到着


生まれて初めての

ユニバーサルスタジオジャパン爆笑





スモークターキー

白ごはんください笑い泣き


妹はハリーポッターがお目当てらしい














いい写真が撮れたおねがい


でも夜の方が綺麗だな


奇跡の一枚が撮れた



オープンからラストまで…




めいっぱい遊んだ


腰痛レベル 90

股関節痛レベル 70


立っているだけでもツラい

今すぐ横になりたい…不安不安不安

ライドに並んでいる時は 立ったまま何度も寝た


最後はゲートから車までの地獄の行進でしたえーん



帰り道 晩ご飯を食べようと お店を探すが まだ22時過ぎにも関わらず お店が結構閉まっている


(ふっ…商都大阪もたいしたことないな…)ニヤリ


ラストオーダー2分前のパスタ屋さんにて


カルボナーラを食べる

妹の残した 明太子パスタも食べる


腹5分目だ



帰るとすぐ


妹は リビングに飾ってある母の写真の前に行き


金の指輪をそっと置いた


母の形見の指輪だと言う


今日一日 その指輪をつけていたそうだ






僕は一歳ちょっとで養子に出ているので、実の母と遊園地…など覚えていないし、実際行ったこともないだろう


だから 一度それを実現しようと チケットも手配して直前まで内緒で計画を練ってくれたようだ



兄妹2人じゃなく 親子3人だったのだ…


全然気づかなかった



まことに女性らしい、細やかな気遣いに感服し、感謝もした





実は…


僕は USJ イマイチ乗り気じゃなかった


「いつかUSJにも行きたいねぇ」


という約束が果たされないまま埃をかぶっているからだ


今後 その約束を果たす事ができるかどうかは問題じゃない


厳然と存在する約束に意味がある(僕にはね)


果たされるまでは 何千年経とうとも関係ない

永遠に「約束」なのだ



その「約束のUSJ」じゃなきゃ嫌だった

「約束のUSJじゃないなら一生行かなくても構わない」と思っていた


これ 妹じゃなかったら、絶対に行かなかっただろうなぁ…


行けば楽しむんだけど 心の奥底には何だかわからないものが澱のように沈んでいた



もう間に合わない程の宿題を隠したまま迎える夏休み最終日みたいな気持ちショボーン



でもまぁそんな事は僕の胸の奥底のお話し


楽しかったのは事実だし、心遣いも嬉しかった


感謝 感謝である