ボクが京都に来たばかりのころ。
だからまだ当然20代の頃(笑)
仕事内容も違って、今とは別の意味で東京には
よく出張していました。
そんな時に東京の友人に連れて行ってもらったお店が
銀座のヴァンピックルさん。
あの頃はワインにハマってた時で
今では想像もつかないくらいに洋風のお店に行ってました。
今回、東京のお客さんが連れて行ってくれたのが
偶然にもそのヴァンピックルさんの丸の内。
東京駅から新幹線に乗りやすいようにというご配慮。
ありがとうございます。
シャンパーニュではないですが、
ブルゴーニュのヴァンムスー。
かなりの辛口で暑い夏にはちょうどいい。
ゴクゴク飲んでしまいます(笑)
実はご一緒させていただいた方は
ボクなぞの若造には大物すぎるVIPの方。
ほどよい緊張感に包まれながらも
仕事上のアドバイスをたくさんいただきました。
やっぱり狭い世界でモノを考えていてはいけませんね。
自分や仕事を個性化しつつも、
視野は広く見なくては。
「木と森を同時に見る」ということです。
お店の名前を聞かされるまでは
「バーベキュー屋でいい?」というお誘いでした。
へぇ、バーベキューのお店って珍しいですねぇ
ボクの中ではアウトドアのBBQを屋内でやってる想像(笑)
でもこちらヴァンピックルさんは
フレンチバーベキューとワインというお店。
確かにバーベキュー屋ですけどね。
お店の中央に本当には
豚一頭が逆さに吊るされているのにはビックリ。
さすがに写真を撮りにはいけませんでしたが、
オシャレな中にもこの豪快さは楽しくなります。
そしてもう、ビックリするくらいに美味しい!
なんですか、この豚串は!!
簡単にいうと焼きとんですけどね(笑)
こんな風にいただくとまるで別世界。
わさびやマスタードもいろいろ選んで楽しみます。
続いてこちらは確かレバー。
今回は一番安いコースをいただきましたが、
ボクのようにお酒がメインの人にはちょうどいいですね。
お店のサービスもすばらしく行き届いていて、
さすがは東京。さすがは銀座のお店。
こうしてお野菜もいただけるのはうれしいところ。
こちらヴァンピックルさんの串は
なんと葡萄の串を使用されているんですって。
ぬぬぬぬぬ!!
もはや早くも酔っ払いのボクには
その繊細な違いはわかりませんでしたが(ゴメンなさい)
確かにただの串焼きとは何かが違うと思っていた
その一要素がこの串なのかもしれません。
ここで、名物の一つだというアナゴが登場。
このアナゴがまたベラボウにうまい!
外はパリっとなかはホクホクに焼かれたアナゴ。
アナゴをこんな風にいただいのは初めてです。
うなぎの白焼きに近いかもしれませんね。
こんなステキなお店ですから、
最初は箸やフォークで串を外していただいていましたが、
もうこのあたりで、そんなことは忘れて(笑)
なんの気なく豪快に串のままいただきます。
だってバーベキューだも~ん!
しいたけが出てくるともう後半戦。
今回はコースでお任せだったのですが、
目移りするくらいの魅力的なメニューの数々。
一本一本をアラカルトで頼むのもいいでしょうね。
丸の内のステキなOLさんでにぎわう店内。
久々に関西弁の聞こえないお店は新鮮に思えたり。
最後に目玉として登場したのがフォアグラ!
キャーーー!フォアグラですよー!
これがまたすばらしい!
煮詰めたバルサミコ酢の濃厚な味わいがソソります。
うんうん、これは贅沢!
たまらず進むワイン。
最後にこれは食べておいてください、
とおっしゃるもので、追加でいただきました。
なんと焼きおにぎり!
えっ!?フレンチバーベキューでは!?
でもこれがまた一味違うんですね。
塗られているのが先ほどのフォアグラと
(たぶん)同じのバルサミコソース。
醤油・醤油した焼きおにぎりも大好きですが、
これはまた別世界の新境地。
いいっ!!ワインに合っちゃう!
うーーーん、ステキ。
あの頃はわからないまま(記憶もないまま)に
訪れたヴァンピックルさんでしたが、
こうして少しだけ大人になってうかがうと
また違って見えてきますね。
ビジネストークはもはや消化しきれない程の
非常に多くのアドバイスをいただきました。
それはもう大きすぎるお話もあって、
バジェットが足りません(笑)なんてのもありますが。
いただいたアドバイスと日ごろ思っていた考えを
結びつけてボクらしい企画が浮かびました。
よーし!!やるぞ~!!!
新しいものつくるぞ~!!新しいことやるぞ~!
そんな刺激を多いにいただいた、
丸の内のヴァンピックルさんの一夜でした。
ごちそうさまです~!
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